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阪神梅田本店「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」−定番・復刻・新作駅弁など実演25店舗
(2020年01月22日)
阪神梅田本店8階催場で1月22日(水)、全国各地から300種類以上の駅弁が集結する名物催事「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」が始まった。
【画像】実演販売する復刻・継承駅弁(1)(関連画像)
今回の見どころは、老舗の味を受け継ぎ、「復刻」「継承」した駅弁の実演販売。兵庫県山陰本線・城崎温泉駅から登場するのは、1911(明治44)年創業の「米田茶店」が1958(昭和33)年より同本線浜坂駅で販売していた駅弁「かに寿し(すし)」(1,100円)。生産中止を新聞記事で知った「淡路屋」によって受け継がれ、味わいはもちろん、包み紙などもほぼ以前のまま「米田茶店」の名前も残り、2019(平成31)年4月に復活した。
福岡県鹿児島本線・博多駅から登場するのは、1896(明治29)年創業の「寿軒」が販売していた「博多名物かしわめし」(860円)。「広島駅弁当」によって引き継がれ、「博多寿改良軒」として2018(平成30)年12月に復活した。
山形県山形新幹線・山形駅から登場するのは、1945(昭和20)年創業の「森弁当部(=もりべん)」が販売していた「みちのく弁当の旅」(1,250円)。「松川弁当店」に継承され、2017(平成29)年より販売を続ける。
今回初登場となる実演販売には、北海道釧網本線・摩周駅から、「ぽっぽ亭」が手掛ける「摩周の豚丼(1,080円)が西日本の百貨店初登場。30年以上継ぎ足したしょうゆベースの特製ダレに、冷めても柔らかいという北海道産の豚ロースを絡めて網焼きし、ご飯にのせたもの。
会場では、購入客が選ぶ「新作実演駅弁グランプリ」を今回も実施する。今回の新作駅弁のテーマは「3種食べ比べ」。対象となるのは、ウニ・カニ・カキ食べ比べの北海道函館本線・小樽駅「海の輝き 食べ比べ」(小樽駅構内立売商会/1,850円)のほか、海鮮3種食べ比べの広島県山陽本線・福山駅「特撰三種盛り弁当」(浜吉/1,920円)、佐賀牛食べ比べの佐賀県佐世保線・武雄温泉駅「佐賀牛ザブトンステーキ・ローストビーフ・ロースすき焼弁当」(カイロ堂/1,998円)など16種類。
ほかにも、昨年販売個数1位となった広島県山陽本線・宮島口駅の「あなごめし」(うえの/2,160円)や、2位の北海道函館本線・森駅「いかめし」(いかめし阿部商店/780円)、3位の愛知県東海道本線・豊橋駅「稲荷寿し(いなりずし)」(壷屋弁当部/580円)、さらに山形県奥羽本線・米沢駅「牛肉どまん中」(新杵屋/1,250円)や鳥取県山陰本線・鳥取駅「かにづくし弁当」(アベ鳥取堂/1,400円)などの人気駅弁も実演販売する。
JR九州の観光列車「特急かわせみ やませみ」号の車内で限定販売される「球磨の四季彩弁当」(1,300円、つぼん汁無し)も見逃せない。人吉市内の地元食材にこだわる「ひまわり亭」が、「地元で採れた旬の食材で作るおばちゃん達の愛情弁当」をテーマに手掛ける。会期中、毎日13時30分ごろに販売する予定。同じくJR九州の「特急 ゆふいんの森」号の乗車客だけが楽しめる、ミシュラン1つ星を獲得した北九州「寿司 竹本」考案の特別弁当も限定販売(11時30分ごろ〜)する。会場のテラスでは「特急かわせみ やませみ」「特急 ゆふいんの森」それぞれの列車形レストスペースを用意し、駅弁を食べることも可能。
会期は今月28日(火)まで(最終日は16時閉場)。
実演販売する復刻・継承駅弁(2)(関連画像)実演販売する復刻・継承駅弁(3)(関連画像)摩周湖から阪神梅田本店初登場の駅弁(関連画像)毎日13時30分ごろに到着する、JR九州・特急列車内限定の弁当(関連画像)阪神梅田本店〜阪神の有名駅弁とうまいもんまつり
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