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同展に登場する京都スイーツ（上段左から：お濃茶ラングドシャ「茶の菓」、好事福盧、下段左から：絹ごし緑茶てぃらみす、生茶ゼリィ（抹茶・ほうじ茶））

　小田急百貨店新宿店本館11階催物場で1月8日（水）より、新春恒例の京都グルメを集めた「第46回 京の老舗めぐり」が開催される。

【画像】「京都 龍旗信」のイートインメニュー

　京都の伝統的な名産品のほか和テイストを取り入れた人気の洋菓子など、京都スイーツを中心に食品36店舗のほか工芸品も含め全58店舗が出店する同展。イートインには、京都の喫茶店文化に欠かせない「イノダコーヒー」と、塩ラーメン専門店「京都　龍旗信」が登場する。

　今回は、老舗「朧八瑞雲堂」の分厚いクリームが特徴の「生銅鑼焼」など人気の限定販売商品30点を、ECサイト「小田急オンラインショッピング」で事前予約できるサービスを昨年末より導入（2019年12月25日10時〜2020年1月6日16時）。販売時間に来場できないネットユーザーと物産展の接点を作り、購買ニーズに応える。

　イートインに登場する塩ラーメン専門店「京都 龍旗信」は、ムール貝を使った塩ダレと、鶏ガラ丸鶏、7種の野菜で取った澄んだスープが特徴の「津村商店の河内鴨と鶏の特上塩ラーメン」（980円）のほか、小田急限定「黒トリュフの濃厚ウニ・ホタテ塩まぜそば」（1,980円、各日限定50点）を提供。

　見どころとなる京都スイーツでは、「京都 北山 マールブランシュ」が茶の菓専用の濃茶を使い、ミルク感豊かなオリジナルのホワイトチョコレートを挟んで、深みのある濃茶の風味を際立たせた「お濃茶ラングドシャ『茶の菓』」（10枚入り＝1,500円）を販売する。

　1907（明治40）年創業の西洋菓子舗「村上開新堂」はミカンをそのまま使い、果実の甘さを生かしあっさりとした味わいに仕上げた、大正時代より意匠登録されている「好事福盧（こうずぶくろ）」（2個入り＝1,080円）を販売。同9日（木）11時より取り扱い、限定30点、1人1点限り。

　詩仙堂丈山寺の近くにたたずむ和洋菓子店「一乗寺中谷」は、白餡（あん）や豆乳、生クリーム、フロマージュブランに抹茶を配合し、絹ごし豆腐のような滑らかで繊細な味わいが特徴の「絹ごし緑茶てぃらみす」（1,720円）を販売する。同10日（金）〜13日（月）の各日12時より取り扱い、各日限定20点（13日のみ30点）、1人1点限り。

　1854年創業の日本茶専門店、宇治「中村藤吉本店」はひんやり、つるんとした口当たりと抹茶の豊かな味わいと、ほうじ茶をそのまま閉じ込めたようなすっきりとした味わいの「生茶ゼリィ（抹茶・ほうじ茶）」（各390円）を販売する。抹茶＝各日限定400点（13日のみ250点）、ほうじ茶＝各日限定50点（13日のみ100点）、1人2点限り。

　ほかにも、「フルーツパーラークリケット」のクリケットゼリーをはじめ、「カステラ・ド・バウロ」のポルトガル伝統菓子パォンデロー、「クロッシェ」の京あめ、「ぱん屋〜LeuCocoRyne〜」のバタークロワッサン、「和旬（なごみじゅん）」の金華サバずしなども初登場する。

　会期は今月13日（月・祝）まで（最終日は17時閉場）。小田急百貨店新宿店