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「鮨 龍儀」がイートインで提供する、10種の具材をのせた「お値打ち」海鮮丼「いくらぶっかけ丼」

　松坂屋上野店本館6階催事場で12月11日（水）、年末年始の食材買い出しに向け、北海道グルメを集めた恒例の物産展「年末特別企画 北海道物産展」が始まる。

【画像】年末理由ありお得市に並ぶ「理由あり」のカニやサケなど

　今回も一部店舗を同21日（土）より入れ替えながら20日間行い、物産展のために札幌に移住し15年の本田大助バイヤーが選んだ約60店舗が出店する同展。会場には、カニやサケなどの「お買い得・お値打ち」商品をはじめ、道産素材の「海藻バター」を使ったスイーツ、関東地区初出店のラーメン店、海鮮・肉料理を盛り込んだ豪華弁当などが登場。昨年9月に発生した「北海道胆振東部地震」で被災した厚真町の復興を応援するため、厚真町産のハスカップを使ったスムージーや厚真町産ななつぼしの団子を販売するほか、弁当のご飯は全てななつぼしを使う。

　「お買い得・お値打ち」商品には、「カニの足が取れてしまった」「水揚げのとき、表面に傷が入っていた」などの理由から、正規で販売することができないカニやサケが登場。「北海道産 毛蟹（規格外・若ガニ）」（キズあり・ボイル・冷凍、予定価格500グラム＝2,980円〜）や「ロシア産　紅鮭」（キズあり・冷凍1枚＝予定価格1,080円）などを数量限定で販売。指定の容器を使い、ジャガイモやカボチャ、黒豆、シシャモの詰め放題企画（数量限定）も実施する。

　今回、本田バイヤーは道産素材の「海藻バター」を使ったスイーツを開発。この「海藻バター」は、札幌市内で日本料理店やすし店などを手掛け、パリ1区にもすし店「JIN 仁」を構え注目を集める北海道出身の料理人、渡邉卓也さんがフランスで海藻バターに魅せられプロデュースしたもの。手摘みされた道産の海藻を使った「海藻バター」で、今回特別に仕入れたという。

　網走のジェラート専門店「Rimo（リモ）」は、イチゴのジェラートに焦がした海藻バターを加え、濃厚なバターの風味とイチゴの風味が調和した「イチゴと海藻バターのジェラート」（450円）を実演販売するほか、札幌にあるジェラートとピザの店「レ・ディ・ローマ・プラス」は海藻バターと発酵バターを使い、生地にも道産小麦を使った2種のバターサンド「海と山のバターサンド」（4個入り＝1,944円）を販売する。

　イートインには、オープンから約1年で道民に「煮干し旋風」を巻き起こしているという札幌で話題のラーメン店「井さい」（初日〜同20日）が関東地区初登場。丁寧な下処理によって煮干しのえぐみや臭みがなく、うま味が凝縮された濃厚スープに、やわらか特製チャーシューとウズラの卵をトッピングした「上野店初　ニボ味噌スペシャルラーメン」（1,280円）を提供する。

　黒トリュフやオマールエビを使うなど形にとらわれない柔軟な思考で味を追求するフレンチテイストの店として、札幌のラーメン好きの間で注目を集める「Mari iida（マリ イイダ）」（同21日〜30日）もイートインに限定出店。十勝の牛とろフレークに、味わいのアクセントとして山ワサビを添え、無添加のオリジナルたれを使った「上野店初　牛とろまぜそば」（1,480円）を提供する。

　札幌のすし店「鮨 龍儀」はおたま一杯の北海道産イクラのほか、ボタンエビやホタテ、ウニ、マグロ、炙（あぶ）りサーモン、ズワイガニなど10種の具材を豪快に盛り付けた海鮮丼「いくらぶっかけ丼」（2,200円）と、「海藻バター」を炙ったホタテをのせた握りなど「野付ジャンボホタテ（海藻バター炙り）と四大蟹のプレミアム握り」（みそ汁付き、3,300円）をイートインで提供。

　商品によっては数量限定で、会期は今月30日（月）まで（最終日は17時閉場）。

道産素材の「海藻バター」を使ったスイーツ（関連画像）関東初上陸の札幌「井さい」が会期前半イートインで提供するスペシャルラーメン（関連画像）「マリ イイダ」が会期後半のイートインで提供する松坂屋上野店初のラーメン（関連画像）被災地の厚真町の産物を使った復興支援企画商品（関連画像）松坂屋上野店　　年末特別企画 北海道物産展