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渋谷スクランブルスクエアに3つのフードフロア−東急フードショー&エキュート共存
(2019年10月28日)
11月1日(金)にグランドオープンする大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア」東棟が報道陣に向け公開された。地上47階・地下7階から成る同施設のうち、フードフロアは1階・地下1階・地下2階の3フロアに展開する。
【画像】1階の中階段を上がったエリア「東急フードショーエッジ 〜ワールドブティック」
1階は、東急百貨店が手掛ける「東急フードショーエッジ(TOKYU Foodshow EDGE)」と、JR東日本リテールネットが手掛けるエキナカ商業施設「エキュート」の新業態「ecute EDITION(エキュート エディション)」で構成。旬のスイーツショップが週替わり・月替わりで期間限定出店する「イベントステージ」も設ける。「マモン・エ・フィーユ」(11月1日〜6日)、「アカシエ」(同1日〜13日)、「クリオロ」(同1日〜20日)が、それぞれ出店を予定。複合施設のワンフロアに「デパ地下」と「駅ナカ」が共存する珍しい売り場構成が特徴だ。
東急フードショーエッジは、「流行・話題性」「本物・本質」「利便性」に焦点を当て、最先端スイーツが集結する「スイーツパビリオン」をコンセプトに、世界的な巨匠や新進気鋭のパティシエ・クリエーターのブランドが並ぶ「ワールドブティック」ゾーンと、パティスリーの新ブランドや海外ブランド、地方店の新業態など国内外のスイーツ店が並ぶ「Carat(カラット) 東急フードショーエッジ」で構成する。
「ワールドブティック」ゾーンには、日本人シェフ吉田守秀さんが手掛けるパリのパティスリー「MORI YOSHIDA PARIS(モリ・ヨシダ・パリ)」(日本初)をはじめ、日本中からチョコレートマニアが集まるオンラインチョコレートセレクトショップ「c7h8n4o2(チョコガカリ)初のリアルショップ(新業態)、仏エシレ村で生産されるAOP認定発酵バター「エシレ」を使った焼き菓子を中心に展開する「エシレ・パティスリー オ ブール」(渋谷初)、フランス菓子の巨匠フィリップ・コンティチーニのパティスリー「Philippe Conticini(フィリップ・コンティチーニ)」(渋谷初)、フランス料理界の巨匠アラン・デュカスのショコラ専門店でデザート・サロンも併設する「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の5店舗が出店。
「Carat(カラット) 東急フードショーエッジ」には、バラをモチーフにしたリンゴのタルトがSNSを中心に話題を集めた長野・安曇野の長野産リンゴを使ったスイーツを展開する「apple&roses(アップル&ローゼス)」(都内初)をはじめ、南青山「アニバーサリー」がパッケージ・ロゴを刷新、ブランドをリニューアルし、大人も楽しめるデコレーションスイーツを展開する「Atelier Anniversary(アトリエアニバーサリー)」(新業態)、バターサンド専門店「PRESS BUTTER SAAND(プレスバターサンド)」(渋谷初)、ダックワーズやマドレーヌ、ガトードボヤージュ(パウンドケーキ)などを展開する函館の焼き菓子専門店「ペシェ・ミニヨン −レダ−」(新業態)、東急東横店東急フードショーでパンや洋菓子を展開する「ラ・テール」が手掛けるキャラメルスイーツ専門店「Mels CARAMEL WORKS(メルズ キャラメルワークス)」(新業態)など11店舗が出店する。
「エキュート エディション」では、「Conversation Crossing」をコンセプトに、会話(conversation)のきっかけや生活シーンで話題になるスイーツを中心にコーヒーやパンも取りそろえ、「小さなお祝いから、一息つくタイミングにおいしい一品まで、さまざまなシーンに対応した商品」を提案する。特に注力するのは、「手軽・気軽な」カジュアルギフトの強化。普段自分が利用しているショップの「お気に入り」商品をギフトにするなど「新しい渋谷のお客さまに、多様なギフトニーズをここ渋谷から発信していきたい」と話すJR東日本リテールネット、デベロッパー営業部の蒔苗沙都子さん。特に重視するのは「ケース越しの対面のあり方」と言い、各店頭には商品陳列用の平台を設け「お客さまが自由に商品を手に取り、触れて楽しんで購入いただくという自由さを、この渋谷でトライアルしたい」と話す。
「エキュート エディション」には、三軒茶屋のパティスリー「プレジール」が手掛ける「FRUCTUS(フラクタス)」(新業態)をはじめ、奈良吉野の山奥で果物を専門に栽培する老舗堀内果樹園(東京初)、「うなぎパイ」を展開する静岡「春華堂」が手掛ける手ごねのパイ専門店「coneri(コネリ)」(渋谷初)、森永製菓のコンセプトショップ「TAICHIRO MORINAGA(タイチロウ モリナガ)」(渋谷初)、フランス発フロマジュリー「beillevaire(ベイユヴェール)」の発酵バターとチーズを使った菓子専門店(渋谷初)などスイーツ専門店と、「365日」「15℃」のオーナーシェフ杉窪章匡さんがプロデュースする、米粉を中心に小麦粉などを使って懐かしくも新しいパンを展開する「ベーカリー サンチノ」、本格的なコーヒーを手軽に楽しめる軽井沢の「丸山珈琲」の15店舗が出店する。
地下1階は老舗スーパーマーケット「紀ノ国屋」の新業態「Gourmand Market KINOKUNIYA(グルマンマーケットキノクニヤ)」が出店。「おいしいもの好きなグルマン(食いしん坊)が、美味を求めて集うにぎわいの場(マーケット)」をコンセプトに、「世界の食品と日本の旬に出合える場所」を提案する。売り場には「今までにないくつろぎの空間」として、紀ノ国屋初のカフェ&バー「Gourmand Station(グルマン ステーション)」を設け、フルーツを使ったパフェやフルーツサンド、アルコール類も種類豊富に用意。店内で焼き上げる自家製パン、自家製すしも展開する。
地下2階は1階と同様に「東急フードショーエッジ(TOKYU Foodshow EDGE)」となり、オフィスワーカーや来街者のニーズを捉えた「食のエンターテインメント空間」をコンセプトに、ライブキッチンやイベントスペース、イートインコーナーを備える多機能で新しいフードフロアを目指す。売り場は、世界各国の食文化が楽しめるワールドフードや健康・美容を意識したヘルシーフード、最旬フードトレンドを発信する期間限定のイベントコーナー「Head Line(ヘッドライン)」が並ぶ「Just Recommend(ジャスト リコメンド)」ゾーン、イートインやセルフコーナーを備え、日々の食生活をサポートする「Smart dining&DELI(スマートダイニング&デリ)」ゾーン、古き良き日本の食文化をリメークし新しい価値を提供する「NEW Basic(ニューベーシック)」ゾーンで構成。「デパ地下」としては珍しい、生鮮三品(精肉・鮮魚・青果)に加え、グロッサリー・酒売り場を持たず、総菜・デリ・弁当・ベーカリーに特化しているのが特徴だ。フロア中央には、購入した商品を手軽に味わえるスタンディング形式のイートスペース「シブヤスタンド」を設ける。
売り場には、ミシュランで5度にわたり星を獲得したレストランのベーカリー「ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー」(日本初)をはじめ、台湾の創作レストラン「参和院(サンワイン)」が手掛けるテークアウトショップ(日本初)やハワイ発ビーガンカフェのテークアウト専門店「Peace Cafe Hawaii(ピースカフェ ハワイ)」(日本初)、水産仲卸「尾粂(おくめ)」が初めて手掛けるイートイン併設の魚総菜専門店「金粂(きんくめ)」(新業態)、「日本橋 金子半之助」初のテークアウト専門店「日本橋 天丼 天むす 金子半之助」(新業態)、「精肉あづま」を展開するセントラルフーズが手掛けるメンチカツ専門店「渋カツ Qメンチ」(新業態)、サンマルコが手掛けるコロッケ専門店「COROMORE(コロモア)」、あんパンの老舗「木村屋總本店」が手掛ける「渋谷あんぱん」と、日本各地の牧場から直送された「あんパンに合う」牛乳の食べ合わせを提案する「キムラみるく」など30店が出店する。
1階にある「エキュート エディション」(関連画像)地下1階にある「グルマンマーケットキノクニヤ」(関連画像)「グルマンマーケットキノクニヤ」内のカフェ&バー(関連画像)地下2階の「東急フードショーエッジ」(関連画像)地下2階に設けるスタンディング形式のイートスペース(関連画像)渋谷スクランブルスクエア
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