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「九州麺パラダイス in 上野」企画にラインアップされた九州各地の麺（上段左から：鹿児島「黒豚とんこつラーメン」、福岡「もつ鍋ちゃんぽん」、下段左から：大分「日田焼そば」、長崎「老李担々麺」）

　松坂屋上野店6階催事場で9月11日（水）、九州の美味と工芸品を集めた「九州物産展」が始まった。

【画像】「唐揚げパラダイス」企画にラインアップされた唐揚げ各種

　九州名物や銘菓など50店舗が出店する同展。会場では二大企画として、九州のさまざまなご当地麺を楽しめるイートインを初めて展開するほか、唐揚げの食べ比べも行う。大分「つるさき食品」の地元高校の購買で学生に愛されているご当地パンをはじめ、宮崎「パティスリーオシカワ」の栗をトッピングしたふわふわ＆トロトロのチーズケーキ、佐賀「田中畜産牛肉店」の佐賀牛をすき焼きにした弁当など初登場のご当地グルメも取りそろえる。地震により被害を受けた熊本城の復旧・復元を目的とした熊本城「復興城主」の受け付け（同14・15日の2日間で、同15日は16時まで）も行う。

　目玉企画の「九州麺パラダイス in 上野」では、九州ご当地麺をイートインで提供。面積が前回の2.5倍に拡大したイートインには、ラーメン茶屋1店、立食スタイルのミニイートイン3店の計4店が登場。会期中、ラーメン茶屋、ミニイートインの利用客先着1000人に、次回利用時に使える100円チケット1枚を進呈する。

　ラーメン茶屋に出店するのは、同展初登場となる鹿児島・霧島のラーメン店「鹿児島ラーメンみよし家」。豚骨と鶏ガラを2日間かけて丁寧に炊き出した伝統のスープにツルツル＆モチモチの自家製麺を合わせ、鹿児島の郷土料理「黒豚とんこつの味噌（みそ）煮」をトッピングした、あっさり豚骨味が特徴の「黒豚とんこつラーメン」（1,296円）を提供する。

　ミニイートインには福岡「博多芳々亭」が初登場し、もつ鍋職人が作り上げたこだわりのスープに、国産牛の生ホルモンと〆ちゃんぽんから作る、博多生まれの元祖もつ鍋ちゃんぽん「もつ鍋ちゃんぽん」（918円）を提供。大分「萬天楼」も初登場し、強火でパリッと焦がした自家製麺に、具は豚肉にモヤシ、ネギとシンプルで甘辛の自家製ソースを絡めたご当地グルメ「日田焼そば」とB級グルメの「別府冷麺」（各810円）を提供。長崎「中華街 台湾料理 老李（ラオリー）」は、エビやザーサイを中心に「芝麻醤（チーマージャン）」など10種類の食材を使った、コクのある濃厚スープが特徴の「老李担々麺」（918円）を提供する。

　もう一つの目玉企画は、「からあげグランプリ」で金賞受賞の常連店4店舗の唐揚げが食べ比べできる「唐揚げパラダイス」。初代グランドチャンピオンを受賞し、これまでに最高金賞8回、金賞2回を受賞した大分「元祖中津からあげもり山」が出店。宮崎・大分産の鶏肉を使い、塩をベースに、数種類の調味料と自家製ニンニクを使った秘伝のタレが決め手の、カリッとジューシーに揚げた「骨なしからあげ」（100グラム＝399円）を実演販売する。

　最高金賞1回、金賞9回を受賞した大分「ぶんごや本店」は九州産鶏肉を、数カ月かけて熟成した秘伝のタレに丸一日漬け込んだ、弾力のあるジューシーなうま味が特徴の「聖地中津からあげ『骨なしもも』」（100グラム＝432円）を、最高金賞3回、金賞4回を受賞した佐賀「から揚げドンドン」は工場直送の新鮮な九州産鶏肉の骨付きもも肉を使った「骨付きもも山賊揚げ」（1本756円）を、最高金賞1回、金賞7回を受賞した大分「からあげ専門店舷喜屋」は国産若鶏を、中津しょうゆをベースに、数種類のスパイスやハーブを使った秘伝のタレに漬け込んだ、冷めてもおいしいという「骨なしからあげ」（100グラム＝399円）を実演販売する。

　会期は今月16日（月・祝）まで（最終日は18時閉場）。

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