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食べる際は、表面の黄色い膜も含め、全体を好みの柔らかさになるまでかき混ぜることが必要な、英国でも高い人気を誇るロダスの「コーニッシュクロテッドクリーム」

　英国アフタヌーンティーでスコーンを食べる際に欠かせないクロテッドクリームを手掛ける英国の乳製品メーカー「ロダス（Rodda's）」が8月21日（水）、銀座三越地下2階食品売り場に世界で初めての常設店をオープンする。出店場所は、紅茶コーナー「GINZAティー」内。

【画像】「ロダス」が手掛けるスコーン各種

　「ロダス」は英国コンウォールで、地元の牛から採れた新鮮な生乳のみを使い、伝統的な製法でクロテッドクリームを作り続ける1890年創業の老舗。銀座三越ではこれまで、催事会場で行った「英国展」などで「ロダス」のクロテッドクリームを期間限定で扱ってきた。

　今回新店で販売するのは、脂肪分が60％以上の、濃厚な生乳から作られたクリームを低温のオーブンでじっくりと蒸し焼きして作る「コーニッシュクロテッドクリーム」。同品の特徴は、製造過程でできる表面の黄色い膜「クラスト」。脂肪分の高い生乳を使った本物のクロテッドクリームの証で、このクラストがクリームの落としぶたの役割を果たし、クリームの風味とシルキーな舌触りが保たれ、口に入れると濃厚なのにスーッと溶ける味わいにつながるという。店頭では、331円（28グラム入り）と3,240円（453グラム入り）の2種類を用意する。

　店頭では「コーニッシュクロテッドクリーム」のほか、英国のアフタヌーンティー文化を100年以上見守り続けてきた「ロダス」が手掛ける「スコーン」も販売。

　「スコーン」は香り高いフランス産の小麦をベースに数種の小麦粉をブレンドし、バターやヨーグルと、クロテッドクリームを生地に練り込み、手もみで生地にコシを付け、しっとりと焼き上げたもの。後味にほのかなレモンとバニラの香りがする「プレーンスコーン」をはじめ、レーズン入りや紅茶葉入りなど各種用意する。価格は1個261円〜。

　そのほか、英国から直輸入するスコットランドの伝統的な焼き菓子「ショートブレッド」（1,801円）や、濃厚な甘さの焼き菓子「ファッジ」（1,681円、9月1日より販売開始）、クロテッドクリームを生地に練り込み、しっとり焼き上げた「バナナブレッド」「レモンブレッド」（各1,296円）、チーズケーキやアップルパイ、ギフト向けとして焼き菓子の詰め合わせ商品など20種類以上のスイーツを取り扱う。

店頭で販売するスイーツ（関連画像）英国より直輸入する焼き菓子（関連画像）