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本館地下2階にオープンした「レシピアンドマーケット」店頭

　30〜40代の働く女性をターゲットにリニューアルした小田急百貨店新宿店本館地下2階洋総菜売り場に今月、手軽にフレンチデリを楽しめる新店「レシピアンドマーケット」がオープンした。出店場所は今年2月にリニューアルした洋総菜エリアにあるイタリアンデリ「アントニオ」の隣。

【画像】フレンチデリを並べた食卓イメージ

　フランス風のクラシックさとかわいらしさを兼ね備えたイメージに仕上げた新店を手掛けるのは、南青山のフレンチレストラン「L’AS（ラス）」のオーナーシェフ、兼子大輔さん。「フルコースのフレンチは特別な日の食事になりがちだが、毎日の食事を、心を込め、おいしく、またヘルシーな食事を手軽に食べられる店を作りたい」との思いで、デリ業態を立ち上げた。百貨店への常設店は東急東横店東急フードショーに続く2店舗目だが、すでに六本木ミッドタウン、アトレ恵比寿にも出店している。

　店頭では、「プチハレの日」を意識したオシャレなフレンチ総菜として、「鶏肉と温泉卵のシーザーサラダ」（880円）をはじめとするサラダやスープなどの前菜約9種類、メイン料理約18種類、「R＆M特製チキンドリア」（780円）や「R＆M特製オムライス」（680円）、「究極のふわふわ濃厚たまごサンド」（360円）などの総菜約8種類、スイーツの焼き菓子のほか、「日常の食事にも健康をより意識できる」玄米や全粒粉、野菜をふんだんに使い、味にもこだわった「ヘルシーメニューシリーズ」などを、日によってメニューを変更しながら常時約30種類取りそろえる。

　中でも力を入れる「ヘルシーメニューシリーズ」は、UCLA大学医学部准教授で医師でもあり、ベストセラー「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」著者の津川友介さんと共同開発した商品が並ぶ。「レアサーモンの南仏風サラダ」（980円）などサラダ2種類、「キノコと鶏の玄米リゾット」（880円）などメイン5種を展開する。

　「リニューアル後、洋総菜売り場はランチや夕食の需要が高まっている。従来のラインアップで欠落していた「フレンチデリ」だが、『レシピアンドマーケット』がオープンしフロアの活性化が進む」（小田急広報）。

テークアウト用パッケージ（関連画像）