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玄米で作ったビスコッティ「リゾコッティ」−中央軒煎餅が新商品

(2019年06月28日)

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玄米で作ったビスコッティ「リゾコッティ」−中央軒煎餅が新商品

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コーヒーに合わせて楽しむ、玄米とアーモンド、ピーナツを使った「Risocotti(リゾコッティ)」

 老舗米菓ブランド「中央軒煎餅」直営店23店舗とオンラインショップで今月、もち玄米とアーモンド、ピーナツを使った新商品「Risocotti(リゾコッティ)」の販売が始まった。

【画像】「Risocotti(リゾコッティ)」10個入りパッケージ

 同品は、伊トスカーナ地方の伝統菓子ビスコッティをヒントに開発した、米で作ったビスコッティ。商品名は、イタリア語のRiso(=米)とBiscottiのcottiを合わせた造語だ。

 通常おかきは「もち米」を原料とするが、同ブランドでは栄養価が高く、スーパーフードとしても話題を集めている「もち玄米」を使った。生地にはアーモンドとピーナツをつき込み、じっくり固めに焼き上げることで、よりザクザクとした歯応えのある食感を実現。「かむほどに、もち玄米とナッツの香ばしさ、ほのかな甘みとコク、仕上げとして味付けたほんのり塩味を感じるバター風味が広がるのが特徴」だという。

 商品開発のテーマは「ほっとするおいしさ」。「忙しい日々の中、米菓子でほっとする時間を過ごしてほしいと、コーヒーに合う米菓子を探す中、イタリアの伝統菓子ビスコッティの特徴である『ザクザクとした歯応え』『ゴロゴロと入ったアーモンド』『焼きの製法』『素朴な味わい』が、日本の伝統菓子黒豆おかきと共通していると感じ、イタリアと日本の伝統コラボに至った」と振り返る同社商品部の根本麻衣子さん。「しっかりした食感、かみしめる度に素材の味わいが感じられるうえ、かむことで頭もすっきりし、気分転換になるのでは」とも。

 パッケージにはイタリアカラーの白・赤・緑を用い、同品に使う素材をボタニカル風イラストで、上品な印象のデザインに仕上げた。遮光やバリアー性に優れたアルミ蒸着フィルムを施した個包装入りで、詰め合わせ商品3種類を展開。価格は648円(6個入り)、1,080円(10個入り)、2,160円(20個入り)。日持ちは製造日より90日。

 店頭では新商品のため積極的に試食を実施。そごう横浜店地下2階で7月1日まで催事を行い、その後、エトモあざみ野のあざみ野東急フードショースライス(7月11日〜17日)、東急本店東急フードショー(8月1日〜7日)でも催事を行う予定。

 「米菓子を好む顧客層は60代以上が多いが、新商品で30〜40代の女性客を新たに取り込みたい」と意気込む根本さん。「まずは店頭で試食して、商品のおいしさを体感していただきたい。手土産や会社・部署への差し入れ、中元商品、帰省土産にも活用してほしい」。

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