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初登場「アズーロ」が実演販売するジェラート各種

　日本橋高島屋S.C.本館8階催会場で4月10日（水）、滋賀県のグルメと工芸品約45店を集めた「第31回 琵琶湖夢街道 大近江展」が始まった。

【画像】近江牛やビワマスを使った日本橋高島屋限定弁当

　注目は、滋賀を代表するブランド「近江牛」、びわ湖で育ったビワマスを使った同店限定弁当。近江牛専門店「千成亭」は、肉のうま味が凝縮された近江牛のローストビーフと、近江牛・黒豚を使ったハンバーグを盛り込んだ「ローストビーフ・ハンバーグ弁当」（2,160円）や、柔らかな霜降りのサーロインステーキと、肉のコクと甘みを楽しめるローストビーフを盛り込んだ「近江牛 金亀（こんき）弁当」（2,340円）を実演販売する。

　近江八幡に自社牧場を持ち、近江牛を厳選飼育するほか、レストランも手掛ける老舗「岡喜本店」は、柔らかに煮込んだ近江牛のうま味と深いコクが詰まったボリュームある「近江牛ビーフシチュー弁当」（2,200円）を、近江八幡に本店を構える老舗レストラン「毛利志満」は柔らかなサーロインステーキ7切れにゴマ風味の特製ダレをかけた「近江牛ステーキ弁当」（3,240円）を、それぞれ実演販売。

　1784年創業の「魚治」が経営する料亭で、昨年の台風被害から復興・再建を進める「魚治 湖里庵」は希少な琵琶湖の固有種ビワマスを使った「ます飯」やニゴイ、県民にはなじみのある「ごり山椒（さんしょう）煮」、郷土料理の「えび豆」を盛り合わせた「琵琶ます ますめし弁当」（1,620円）を、老舗「料亭 すし慶」は程よい厚さに切った希少なビワマスと、薄い桜色で上品な甘さが特徴のキンメダイを近江米の酢飯に載せた「琵琶ます 金目鯛弁当」（3,240円）を実演販売。

　近江牛はイートインでも楽しめ、「毛利志満」が近江牛を使ったサーロインステーキ丼やにぎり、焼きしゃぶを提供するほか、「近江今津 西友」がウナギのひつまぶしを提供する。

　滋賀スイーツでの注目は、イタリアのジェラートフェスティバル「Sherbeth Festival 2017」で日本人初の世界チャンピオンに輝いた柴野大造さんプロデュースの、彦根から初登場する「ジェラテリア アズーロ」。濃厚で芳醇（ほうじゅん）な味わいの「ジェラート ピスタチオ」（600円）をはじめ、「近江の茶（抹茶）」「いちご」など滋賀の特産品や県産食材を使った「ジェラート各種」（500円）を実演販売する。

　ほかにも、「菓心 おおすが」のモチッとした食感の生地に鹿の子豆をちりばめ、彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」をモチーフにした「ひこにゃん人形焼」（5個入り＝712円）をはじめ、「菓匠禄兵衛」の粒餡（あん）を、自家栽培御菓子司 しろ平老舗のヨモギと滋賀羽二重うるち米を使った大福生地で包んだ「名代草餅」（216円）や、「御菓子司 しろ平老舗」の甘露煮したキンカンと甘さ控えめの白餡を、滋賀羽二重うるち米を使った大福生地で包んだ「きんかん大福」（6個入り＝1,275円）、老舗「和た与」のこし餡と砂糖、つなぎとして小麦粉を練り合わせ、竹皮で手包みした後蒸し上げた銘菓「でっち羊羹（ようかん）」（324円）なども販売する。

　会期は今月16日（火）まで（最終日は18時閉場）。

「毛利志満」のイートインで提供する近江牛メニュー（関連画像）滋賀スイーツ（関連画像）日本橋高島屋S.C.