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「とらや」で端午の節句菓子−限定パッケージのようかん、かしわ餅、ちまきなど
(2019年04月03日)
「とらや」が4月7日(日)、5月5日の「子どもの日」として知られる「端午の節句」にちなんだ限定菓子の販売を始める。
【画像】端午の節句にちなんだ季節のようかん
元々は「厄除けを行なう日」だったという「端午の節句」。平安時代には、香りの強いヨモギやショウブなどを軒に挿すなどして「邪気払い」を行っていたが、江戸時代に入ると「菖蒲(しょうぶ)」が「尚武(しょうぶ)」に通じることから、こいのぼりや武者人形、兜(かぶと)などを飾る男子の節句へと変化してきたという。
全国約80店の店頭では、「端午の節句」にちなんだモチーフをデザインした限定パッケージの「小形羊羹 五月(さつき)のぼり」を販売。「あやめ」を描いた限定パッケージには「小倉羊羹 夜の梅」が、「兜」を描いた限定パッケージには「黒砂糖入羊羹 おもかげ」が、「鯉のぼり」を描いた限定パッケージには「抹茶入羊羹 新緑」が、それぞれ入る。価格は各260円。
小形ようかん以外の限定菓子として、「咲き競う菖蒲(あやめ)」を優美な色合わせで表現した「季節の羊羹 菖蒲(あやめ)あわせ」も販売する。菖蒲の根の長さを競い、歌などを詠んだ平安時代の遊戯にちなんだ同品は、緑、紫、白、紅(あか)で表現した中形サイズのようかん。価格は1,944円。限定ようかんは、手土産やギフトなど用途に合わせ各種詰め合わせ商品も用意する。
今月21日(日)からは生菓子を扱う16店と一部の店舗で、子孫繁栄を意味する柏(かしわ)の葉を使った節句菓子「柏餅(かしわもち)」を販売。餡(あん)には、上質な小豆を使ったなめらかな口当たりの「御膳餡(こし餡)」と、京都の白みそで仕立てたまろやかな風味の「味噌(みそ)餡」の2種類を用意。関東地区・御殿場の店舗では餅製で、関西地区は外良(ういろう)製で仕立てる。価格は各1個303円。
5月1日(水)からは、同じく生菓子を扱う16店と一部の店舗で、邪気を払う意味が込められた「粽(ちまき)」を販売する。味わいは、吉野葛(くず)に餡を練り合わせ固めた、小豆の風味が特徴の「羊羹(ようかん)粽」、吉野葛と砂糖のみで仕立てた葛のなめらかな食感が特徴の「水仙粽」の2種類に加え、関東地区・御殿場ではサトウキビの絞り汁を煮詰め冷やした白下糖を使ったコクのある味わいの「白下糖入外良粽」を、名古屋・関西地区では砂糖を溶かして新粉を混ぜて蒸し上げた、もっちりとした食感の「外良粽」を展開。価格は各411円。3本束(1,232円)、5本束(2,052円)も用意する。
いずれも販売は端午の節句当日の5月5日(土・祝)までの予定だが、数量限定のため終了日が早まる場合も。
柏の葉にくるまれたポピュラーな節句菓子(関連画像)邪気を払う意味が込められた節句菓子(関連画像)とらや
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