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イベントで販売するパン各種（上段左から、nichinichi「nichinichi食パン」、高久製パン（シャンパン☆ベーカリー）「カマンベールチーズカレーパン」、東京あげパン「プレミアムチーズパン」、下段左から、コミベーカリー「土佐のチーズあんぱん」、川越ベーカリー楽楽「サバの水煮とキャロットラぺのサンドイッチ」、ミカヅキ堂「燻製サバサンド」）

　東武百貨店池袋本店8 階催事場で3月20日（水）より、パンマニア・パン研究家の片山智香子さんがセレクトした店を紹介するパンイベント「IKEBUKURO パン祭」が開催される。初のコーヒーフェス「ザ・テイスト・オブ・コーヒー」も併催。

【画像】初開催「ザ・テイスト・オブ・コーヒー」で販売するコーヒー各種

　2017年11月の初開催時には6日間で約10万個、2回目の翌年3月は7日間で約16万個、3回目の同年11月には7日間で約22万個と、回を重ねるごとに売り上げ個数を増やし、幅広い世代に人気を集めている同イベント。「今まで当店にお越しいただけなかった、特に30〜40代女性の集客に成功している」（同店催事担当）という。

　4回目となる今回は、片山さんが選んだ、東武初登場となるパンの人気店を中心に出店店舗数を増やし、約90店舗が出店。旬の食材を使ったものや会場限定のパンなど、普段は食べられないパンを展開するほか、パンの味わいを引き立てるジャムやチーズなどを展開する店も取りそろえる。同時開催のコーヒーフェスには、全国からコーヒー専門店15店舗が集結。「パンと相性のいいコーヒーをイベントとして併催することで相乗効果を生み、30〜40 代の集客を図りたい」（同店催事担当）と意気込む。会場のイベントスペースでは、パンやコーヒーのトークショー、コーヒーのテイスティングクイズなど各種イベントも行う。

　東武初登場となる六本木「ブリコラージュブレッド＆カンパニー」は、大阪のブーランジェリー「ル・シュクレクール」、西麻布のフレンチレストラン「レフェルヴェソンス」、富ヶ谷のコーヒーショップ「フグレン トウキョウ」のコラボにより昨年6月に誕生したベーカリーカフェ。北海道産小麦を使い、外はサクッと軽やかで、濃厚な発酵バターの香りと全粒粉のうま味の一体感が楽しめる、ショップでも人気の高い「クロワッサン」（350円）を販売する。

　同じく東武初登場する、高田馬場のオレンジコートショッピングセンターにある「パンとコーヒー 馬場FLAT」（同23日〜26日限定出店）は、小麦のほか、牛乳、発酵バターと全て北海道産にこだわり、濃厚な味わいに仕上げた自家製クリームたっぷりの看板商品「ミルクフランス」（173円）を販売し、「今までのミルクフランスの概念を覆した」（片山さん）という。

　福井「マイセン」も同イベントに初登場。アレルギーに配慮し小麦・卵・乳製品を使わず、レンジで温めるともっちりとした食感で甘さ控えめのグルテンフリーパン「おいしい玄米丸パン（プレーン）」（6個入り＝648円）を販売する。

　毎回パン祭で大人気の「nichinichi」も登場し、北海道産小麦「春よ恋」を使い、カルピス発酵バターが香るフワフワでしっとりとした食感に仕上げた、ショップのスペシャリテ「nichinichi食パン」（454円）を販売。

　会場には、平塚「高久製パン（シャンパン☆ベーカリー）」の同イベント限定カレーパンや、「東京あげパン」・高知「コミベーカリー」のチーズパン、「川越ベーカリー楽楽」「ミカヅキ堂」などのサバサンドなども登場する。

　初開催のコーヒーフェスには、コーヒーハンターJosé川島良彰さんが代表を務める、世界2000以上の農園から選んだコーヒーを取り扱う東京「ミカフェート」（同24日〜26日）や、ワールドバリスタチャンピオンシップで2016年に世界第2位に輝いたバリスタ、岩瀬由和さんが手掛ける福岡「レックコーヒー」、熊本「アンドコーヒーロースターズ」、岩手「ナガサワコーヒー」、池袋「コーヒーバレー」などが登場。コーヒーの販売を行う。

　会期は今月26日（火）まで（最終日は18時閉場）。

初登場「ブリコラージュブレッド＆カンパニー」が販売するパン（関連画像）初登場「パンとコーヒー 馬場FLAT」が販売するパン（関連画像）「マイセン」が販売するグルテンフリーのパン（関連画像）東武百貨店池袋本店〜第4回　IKEBUKUROパン祭〜ザ・テイスト・オブ・コーヒー