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「福丸ごーじょーもん」が実演販売する「越前焼かに甲羅盛」「せいこかに甲羅盛」「越前かに片脚セット」

　阪神梅田本店8階催場で3月13日（水）より、北陸4県（福井・石川・富山・新潟）のグルメを集めた「阪神の北陸4県 味めぐり」が開催される。

【画像】北陸の海産物を発酵させた珍味4種

　北陸新幹線開通（2015年3月14日）から4年がたち、ますます人気が高まる北陸。会場には、「発酵王国」ともいわれる北陸の海産物を使った発酵食品をはじめ、郷土料理やソウルフード、ご当地スイーツ、さらに約2年前の糸魚川の大火でほぼ全ての酒蔵を焼失してしまった新潟「加賀の井酒造」の日本酒など約60店舗が出店。石川「鮨処あいじ」の「能登にぎり」（10貫＝3,240円）や福井「越前そば 福そば」の「越前おろしそば」（701円）が楽しめるイートインのほか、今回は実演販売の北陸グルメが多彩に登場。イートスタンドでは「立ち飲み」が楽しめるようにする。

　近年注目を集めている発酵食品では、バイヤーが選んだ珍味が各県から登場。石川「錢福屋」はフグの卵巣を3年間塩漬け・ぬか漬けし、味わい深い味に仕上げた「ふぐの糠漬」（1,080円）を、富山「富山しらほ」はホタルイカにイカスミを和（あ）え、独自の味付けをした「ほたるいか黒作り」（100グラム＝648円）を、新潟「万越屋」は雪にさらしアクを取っためんたいこを、ユズ・糀（こうじ）・塩を合わせ発酵させた「かんずり」に漬け込んだ「かんずり明太子」（100グラム当たり＝1,296円）を販売。

　福井の老舗「若狭小浜　田村長」は脂ののったサバを塩漬けし、糠や「秘伝の」調味料で発酵させた「鯖（さば）へしこ」（4分の1身＝972円）や、3枚に下ろした小ダイを、天然だしを使った独自の醸造酢で軽く締め、木樽に詰めた「小鯛ささ漬」（80グラム＝864円）を販売する。

　北陸ならではの味覚として登場するのは、越前を代表する冬の味覚「越前かに」、富山湾の澄んだ海にしか育たない「白えび」と、深紅の輝きにとろけるような甘みが特徴の「甘えび」。

　越前の海を拠点に漁業を営む「福丸ごーじょーもん」が出店し、鮮度のいいときに加工した「越前焼かに甲羅盛り」と、卵を持った「せいこかに」の「せいこかに甲羅盛り」（各1,201円、各日販売予定数各200）、「越前かに片脚セット」（1セット1,080円、各日販売予定数100）を実演販売。「白えび亭」は白エビと甘エビの「紅白食べ比べ」が楽しめるよう、「白えび天ぷら」（100グラム当たり＝1,296円）、「甘えび唐揚」（同＝756円）を実演販売する。

　そのほか、新潟で50年以上愛されているソウルフード「焼きそばイタリアン」（みかづき／381円）をはじめ、富山の麩（ふ）を盛り込んだおでん、福井の焼きさばがのった棒ずし、石川のマフグの唐揚げ、カニや海鮮、能登牛をそれぞれ盛り込んだ弁当を実演販売。

　石川「金沢うら田」の濃厚抹茶と粒餡（あん）のシュークリームに金箔（きんぱく）をちらした「金の和風しゅー」（270円）や、福井「「ジェラートトリノ」の、日本ジェラート協会主催の「ジェラート選手権」で受賞した「ローズマリーベリー」と「アーモンド＆松の実キャラメリゼ」2つの味を楽しめる「受賞ダブルジェラート」（801円）などの北陸スイーツも実演販売する。

　会期は今月19日（火）まで（最終日は16時閉場）。

「白えび亭」が実演販売する“富山湾の宝石”紅白食べ比べ（関連画像）イートインで楽しめる北陸グルメ（関連画像）実演販売する北陸スイーツ（関連画像）阪神梅田本店〜阪神の北陸4県 味めぐり