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利尻島にある人気の高いラーメン店「味楽」が初登場し、12月21日までイートインで「スペシャルスパイシー焼き醤油ラーメン」を提供

　松坂屋上野店本館6階催事場で12月12日（水）より、年末年始の食材買い出しに向け、北海道グルメを集めた「年末特別企画 北海道物産展」が開催される。

【画像】厚真町産ハスカップを使った期間限定スイーツ

　同22日（土）より一部店舗を入れ替え19日間の開催となる同展。今回は、北海道胆振東部地震で甚大な被害を受けた北海道の復興支援も兼ね、物産展のために札幌に移住し14年を迎える本田大助バイヤーが中心となり、震源に近かった厚真町や鵡川町の食材を使ったメニューをそろえるほか、ラーメンや海鮮、肉、スイーツなど50店舗以上が集結する。会場では、売上金を義援金として被災者に届けるチャリティー企画も実施。自粛ムードを払拭（ふっしょく）するため、北海道各地からのメッセージ入りポスターを掲示し、募金箱も設置する。

　厚真町の食材を使ったグルメには、初登場「山口農園」（同21日まで出店）が販売する「ハスカップソフトクリーム」（500円）、「ハスカップサンデー」（650円）、「ハスカップスムージー（あつまみらい添え）」（650円）が登場。厚真町だけで栽培されているというハスカップ品種で、粒が大きく、甘味の強さが特徴の「あつまみらい」を使う。

　ほかにも、厚真町のカボチャやジャガイモを使ったグルメも登場する。札幌「レ・ディ・ローマ・プラス」は「厚真産かぼちゃ＆フレッシュチーズ」（500円）を販売するほか、上士幌「ドリームドルチェ」は「かぼちゃとバニラのソフトクリーム」（400円）と「厚真町産じゃがいもとピスタチオのアイスクリーム」（500円）を、札幌から初登場する「BUONO BUONO」は厚真産カボチャのクリーム、チーズクリーム、小豆餡（あん）の3層になったクリームが特徴の「厚真町産カボチャと北海道産カボチャを使用したチーズシュークリーム」（410円、各日限定100点）を販売。

　鵡川町の食材では、札幌「汐音」が、特産品である胆振「ししゃも」をホッキと共に盛り込んだ「胆振のししゃもとホッキを使用した道産海鮮弁当」（3,240円、各日限定30点）を販売する。

　北海道・北西に浮かぶ離島、利尻島にあるラーメン店で、各地から多くの人が訪れ行列ができるほど人気が高いものの、営業時間は11時30分から2時間半のみという「味楽」が初登場（同21日まで出店）。イートインでは、利尻昆布を使った昆布だしに豚骨、鶏ガラのスープ、焦がした自家製のしょうゆダレを合わせたスープに中太縮れ麺を組み合わせた「スペシャルスパイシー焼き醤油ラーメン」（1,170円）を提供する。

　イートインにはほかにも、札幌「鮨 龍儀」が初登場。今年開業250周年を迎えた松坂屋上野店を記念し、ブリやマグロ、ボタンエビ、数の子、イカ、ウニなど15種のネタを盛り付けた会場限定「年末豪華海鮮丼」（みそ汁付き、3,240円、各日限定100点）を提供する。

　そのほか年末年始に向け、12月ごろ襟裳付近の太平洋沖で解禁となる毛ガニをはじめ、花咲ガニ、タラバガニなども販売する。

　会期は今月30日（日）まで（最終日は17時閉場）。

厚真町産カボチャを使ったスイーツ（関連画像）鵡川町のシシャモを盛り込んだ海鮮弁当（関連画像）「鮨 龍儀」が提供するイートインメニュー（関連画像）松坂屋上野店〜大丸松坂屋のぐるっと北海道