デパチカドットコム

写真を拡大

アンデルセン松屋銀座店

　松屋銀座の地下1階に8月4日（金）、ベーカリーブランド「アンデルセン」がオープンした。同ブランドが銀座エリアにショップを出店したのは今回が初めて。コンセプトは、「パンのある素敵な生活づくり」。同ブランドは松屋銀座店について「グレードの高い商品とサービスを提供する」という。

　出店場所は、今夏17年ぶりにリニューアルした洋総菜売場の一角で、ルーツ農法による野菜や果物を販売する「りょくけん」や、直輸入生ハムや自家製ソーセージの専門店「シャルキュトリー コダマ」の隣。51平方メートルの店舗面積を持つ同店は、デンマークらしく暖かみのある開放的な雰囲気の中、回遊しやすく、手に取りやすい位置に商品を配置し、買い物がスムーズな印象。ポイントカラーにブルーを取り入れ、オシャレで洗練されたイメージを演出した。

　店内に並ぶ商品は、食事用パン約40%、チーズなどを使った料理系パン約10%、サンドイッチ類約15%、スイーツ系パン約35%で、約100種類の商品を店内奥に設けたオーブンから常に焼きたてを提供する。デパ地下では伊勢丹新宿店に次ぎ2店舗目となる、オーガニック素材を使ったパンブランド「GREEN BREAD（グリーンブレッド）」も取り扱う。専門知識を身につけたブレッドマスターが常駐し相談に応じたり、パンの楽しみ方を紹介しながら対面販売を行うほか、「HYGGE（ヒュッゲ）」シリーズのジャムやハチミツ、ドリンク類など定番の40アイテムも販売する。

　同店では、オリジナリティーの強化を図ったのも特徴。2種類のデンマーク産チーズ（ダンボ、モッツァレラ）がとろける「ダブルデニッシュチーズ」（ベーコン、オリーブ、各147円、6個882円、12個1,764円）や、あっさりとした歯切れのいい生地にデンマークのチーズをのせて焼き上げた「デンマークミックス」（147円）をはじめ、銀座の街並をかたどったしっとりした生地に、オーガニックプルーンや「ヒュッゲ」のベーコンなどを入れた「アベニュー」（プルーン、ベーコン、レーズン＆ナッツ、各525円）など、松屋オリジナル14アイテムもラインナップに加え、パーティーやギフトにも対応するパンの販売で既存店との差別化を図るという。

松屋銀座アンデルセン