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「Anniversary & nanarica」が販売する「バウムクーヘン」（左：冷やしあんこバウムブリュレ、中：冷やしあんこバウム、右：あんこサンドスイーツ）

　日本橋三越本店本館7階催物会場で9月26日（水）より、菓子イベント「あんこ博覧会」が開催される。

【画像】「甘（かん）ざし良長」の日本橋三越限定商品

　昨年9月に初めて開催した、懐かしいながらも新しい「あんこ」の可能性を多彩な味わいで打ち出す同イベント。今年のテーマは「とどけ！あんこ」。「あんこのおいしさや素晴らしさが、日本全国だけでなく世界にも届いてほしい」（同店広報）と、定番の大福やようかん、さらには和菓子を飛び出し、他のカテゴリーとコラボしたあんこなど昨年以上に内容を拡充し展開。会場には38店舗、100種類以上が集結する。

　洋菓子店「アニバーサリー」が今年5月、早稲田にオープンしたバウムクーヘン専門店「アニバウム」が、近くに位置する和菓子店「七里香」とコラボレーション。「七里香」の十勝産エリモ小豆餡（あん）を使った同店限定「冷やしあんこバウムブリュレ」「冷やしあんこバウム」（各648円）、「あんこサンドスイーツ」（432円）を販売する。

　京都の老舗「亀屋良長」は、今回「甘（かん）ざし良長」として初出店。「かんざし」をイメージし、代表銘菓「鳥羽玉」をアレンジした餡玉に、それぞれ合うゼリーを合わせ、寒天を掛けた同店限定「甘（かん）ざし」（各216円）を販売する。ラム酒羹（かん）＆栗餡、バジル羹＆トマト餡、ミント羹＆チョコミント餡など8種類を展開。

　愛媛の老舗「山田屋まんじゅう」は北海道・十勝産の小豆を使い、四国カルストの天然水で仕上げた「名水しるこ きら」をフラッペにし、ホイップクリームを重ね、伊予かんのシロップ漬けとかんきつジャムをトッピングした同店限定「こおりしるこ・いよかん」（761円、各日限定100点）を実演販売する。

　滋賀の和菓子店「菓匠禄兵衛」は、今回「すし乃禄兵衛」として初出店。あんこをすしのネタに見立て、手まりずしのように仕立てた同店限定「AN SUSHI 5貫盛合わせ」（1,620円）を販売する。希少小豆といわれる「黒さや大納言」、焦がしバターでクルミをソテーし、粒餡に混ぜた「焦がしバターあん」などが登場。

　ほかにも、「志ま秀」のえび煎餅＆あんこや、「あんこアイス屋 from 成田ゆめ牧場」のジェラートが溶けるスピードで溶けていくあんこ＆ジェラートなどの同店限定商品が多彩にお目見えする。

　イートインには、昨年の同イベントで注目を集めた和菓子職人のユニット「チーム和菓子」が再登場。和菓子職人の中でも、和菓子協会が認定したという優秀な手技を持つ和菓子職人らが考案した、この時期だけの同店限定創作和菓子が楽しめる。

　新潟・長岡に本社を構える朝日酒造と越乃雪本舗大和屋による、日本酒と和菓子のペアリングが楽しめるバー「越乃酒菓」も出店。ふわふわに仕上げた「淡雪羹」に紅葉の羊羹（ようかん）を添え、「久保田 碧寿」を注ぐと、雪のようにとろりと溶ける同店限定酒菓「越乃淡雪」（利きちょこ入り淡雪羹1個＋久保田 碧寿、1セット850円、各日限定80点）を提供するほか、3種類の和菓子に久保田の酒を合わせた、ペアリングを楽しめる同店限定「雪」「華」（各540円、数量限定）も提供する。

　今回同イベント初の試みとして、日本橋クルーズとのコラボによる店外イベント「あんこクルーズ」も行う。70分のクルーズを楽しみながら、「すし乃禄兵衛」のあんこすしを味わう。日時は同29日（土）14時30分〜、16時〜の1日2回のみ。各回定員30人で、参加費は1人4,320円。申し込み方法などはホームページで確認できる。

　イベント開催は10月1日（月）まで（最終日18時閉場）。

「山田屋まんじゅう」の日本橋三越限定商品（関連画像）「すし乃禄兵衛」の日本橋三越限定商品（関連画像）「あんこアイス屋 from 成田ゆめ牧場」の日本橋三越限定商品（関連画像）ペアリングバー「越乃酒菓」で楽しめる日本橋三越限定商品（関連画像）日本橋三越本店〜あんこ博覧会