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各店から販売している「月見スイーツ」（左上：新更科、左下：お月見 ささらがた、右上：糖蜜ボンボン 名月うさぎ、右下：栗きんとんのケーキ）

　「中秋の名月」（9月24日）に向け、西武池袋本店地下1階和洋菓子売り場で現在、月やウサギをモチーフにした「お月見スイーツ」が販売されている。

【画像】9月20日（木）より、「かしこと金沢」が販売する西武池袋本店限定和菓子

　各店が打ち出す限定スイーツは、ウサギ形のまんじゅうや月を映したようかんなどの和菓子から、フルーツを使ったケーキなどの洋菓子までさまざま。「実りの秋、五穀豊穣を祈り、団子や里芋、ススキなどを飾り月見をする、日本の古くから続いている風習を初秋のイベントとして、家族や親しい人と楽しんでほしい」（同店広報）。

　和菓子では、「かしこと金沢」は同20日（木）〜24日（月・振休）、生菓子3個を詰め合わせた同店限定「月に遊ぶ」（3個入り＝551円）を限定販売。上用まんじゅうの「うさぎ」、秋の夜を表現した時雨製「山の月」、ういろう製「萩」の3種は、いずれも店内厨房で一つ一つ職人が手作りする。

　「とらや」は、深山にかかる月の美しさを映した秋を感じさせる意匠の、中形サイズの季節のようかん「新更科」（1,944円）を、「両口屋是清」は月をめでるウサギをデザインした秋パッケージに収めた黒糖、白小豆、大納言、抹茶、紅つぶの5種入りの「お月見 ささらがた」（1,188円）を販売。

　「俵屋吉富」は「白うさぎ」「名月」「ススキと桔梗（ききょう）」のボンボンで月見を表現した「糖蜜ボンボン 名月うさぎ」（972円）を、「赤坂柿山」はピンと立ったウサギの耳のような包みに、月見にちなんだあられを詰め合わせた「月詠歌」（864円）を販売する。

　期間限定販売の和菓子では、「笹屋伊織」が里芋形をかたどった団子をこし餡（あん）で半分ほど包んだ「月見だんご」（270円、同21日〜24日）を、「叶 匠寿庵」はウサギの形の薯蕷まんじゅうと月見団子を詰め合わせた「雲あそびゐる月兎」（1,080円、同23日・24日のみ）を販売。

　同24日（月・祝）限定で、「たねや」は里芋形の月見団子「きぬかつぎ」（7個入り＝972円）を、「舟和」は月見団子にピンク色のすあまと粒餡、芋餡を添えた「お月見だんご」（1,242円）を販売する。

　洋菓子では、「新宿高野」がフルーツを月見団子に見立てた秋を彩る同店限定ケーキ「ルナ」（直径約12センチ＝3,456円）を販売。

　「足立音衛門」は栗のペーストに栗の甘露煮を加え仕上げた棒状の栗きんとんを、発酵バターを使ったパウンドケーキ生地に入れて焼き上げ、どこを切っても月に見立てた栗きんとんが楽しめる「栗きんとんのケーキ」（長さ約16センチ＝2,981円）を販売。

　販売は今月24日（月・振休）まで。

「新宿高野」が販売する西武池袋本店限定ケーキ（関連画像）西武池袋本店