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人気店のパン（左上：パティスリー SATSUKI「あまおうクロワッサン」、左下：NEW NEW YORK CLUB BAGEL & SANDWICH SHOP「レインボーカラフルベーグルシュガークリームチーズサンド」、右上：パン ド サンジュ「とびばこパン水玉ブルーベリー」、右下：365日の小麦産地が異なる食パン3種）

　伊勢丹新宿店本館6階催物場で5月23日（水）より、パン好きのためのパンの祭典「イセパン！（ISEPAN！）」が開催される。

【画像】「ブーランジュリー パリゴ」安倍竜三シェフが手掛ける創作パン

　昨年3月末に初めて開催し好評を得たことから今回は規模を拡大。会場には、パンの世界大会で日本を代表するシェフのパンや「すご腕」職人によるパンをはじめ、人気ブーランジェリー、全国各地のパンなどを展開。パン作りにこだわりを見せるシェフたちも来場し、焼きたてパンを披露する。イートインスペースでは限定メニューを用意するほか、コーヒーコンテストのチャンピオンが入れたパンを引き立てるコーヒーを日替わりで提供。スコットランドのブルワリー「ブリュードッグ」のクラフトビールもパンと一緒に楽しめるようにする。出店店舗数は約50店。

　「日本を代表するシェフのパン」では、フランスで行われるパンの世界大会「モンデュアル デュ パン」に出場した日本代表のシェフ3人による実演販売。同大会に2度出場し、2017年には日本代表コーチを務め準優勝へと導いた大阪・阿倍野「ブーランジュリー パリゴ」オーナーの安倍竜三シェフが手掛けるのは「黒豆と大豆のカンパーニュ」と、「ショコラブランとトロピカルフルーツのケークブリオッシェ」（各843円、各日限定各100点）。ほかにも、神戸・三宮「サ・マーシュ」西川功晃シェフ、西宮・夙川「ブーランジェリー・フリアンド」谷口佳典シェフなどが登場する

　「すご腕職人のパン」には、「有名シェフたちが師と仰ぐ」という天満橋「パトリエ フクモリ」福盛幸一シェフが登場。きめが細かく、何も付けなくても甘い、新製法で作った「やわ肌食パン」（1斤540円、各日限定100点）を販売するほか、「元祖発酵バター使用米粉クロワッサン」（5個入り＝357円、各日限定100点）を実演販売する。川崎「ボン・ヴィヨン」児玉圭介シェフは河内晩柑とピスタチオを使ったカンパーニュを、「カネカ」のテクニカルアドバイザーを務める山?隆二さんは今回特別にブリオッシュやクロワッサンを販売。

　今回規模を拡充する人気ブーランジェリーコーナーには､食事系から菓子系まで各店の人気商品や新作をラインアップ。紀尾井町「ホテルニューオータニ パティスリー SATSUKI」は、あまおうのピューレ、イチゴのマジパンを包み込みグラサージュし、フリーズドライのイチゴをトッピングした「あまおうクロワッサン」（864円）を販売。代々木公園「365日」は小麦の産地が異なる、風味豊かな3種の食パン「365日×食パン」（1斤303円）、「北海道×食パン」（同432円）、「福岡×食パン」（同368円）を販売し食べ比べが楽しめるようにする。

　そのほか、SNS映えするパンもお目見え。「NEW NEW YORK CLUB BAGEL & SANDWICH SHOP」の甘いクリームをサンドした「レインボーカラフルベーグルシュガークリームチーズサンド」（702円）や、「パン ド サンジュ」のパン生地の中に、水玉模様のように大粒チーズをちりばめた季節限定「とびばこパン水玉ブルーベリー」（1斤594円）などが登場する。

　イートインスペースで楽しめる限定メニューには、大阪・心斎橋のフレンチ「リュミエール」の唐渡泰シェフが手掛ける野菜スムージーや野菜スープ、野菜サラダ、野菜の煮込み卵添えに、同展のために考案したという自家製ハムを使った「天然酵母パンの“クロックムッシュ”とろけるラクレットチーズをかけて」（単品＝701円）を組み込んだ限定セットメニュー「“野菜の美食”パンプレート遊園地」（1人前1,981円）を提供。浅草橋「The Good Vibes」もワインやビール煮合う肉のサンドイッチを提供するほか、アイス×パン、三越伊勢丹限定フルーツサンドなどの限定メニューも用意する。

　会期は今月28日（月）まで（最終日は18時閉場）。

「パトリエ フクモリ」福盛幸一シェフが手掛けるパン（関連画像）「リュミエール」がイートインで提供する会場限定美食パンメニュー（関連画像）パンとのペアリングを楽しめる「メロウブラウンコーヒー」のコーヒー伊勢丹新宿店〜ISEPAN！