デパチカドットコム

写真を拡大

初企画「5月なのに“真夏日”フェア・気温連動セール」で、その日の予想最高気温を告知する会場入り口の「真夏日ボード」

　松坂屋上野店本館6階催事場で5月16日（水）より、「食品もったいないセール」が開催される。

【画像】対象商品を示す割引率を明記した「真夏日マーク」

　「食品ロス」削減につなげたいと2010年より行っている同催事。今回も会場では賞味期限間近、規格外などの理由あり食品に加え、食品特価品など約3500種類、18万点を特価で販売する。

　中でも注目は、今回初めて企画した「5月なのに“真夏日”フェア・気温連動セール」。気象庁予報部が17時に発表する東京地方の翌日の予想最高気温で、翌日の割引率を決定するもの。気温25度を超える「夏日」＝対象商品を店頭表示価格から5％引で、30度を超える「真夏日」＝対象商品が店頭表示価格から10％引で販売する。その日の予想最高気温は、会場入り口の「真夏日ボード」で告知し、対象商品は「真夏日マーク」で表示。

　対象商品となるのは、茶処東陽園「水出し煎茶ティーバッグ」（648円）や池利「池利 手延べ三輪素麺B-300」（1,296円）、サンサス「冷やし中華麺」（321円）、キンダイ製麺の「半生うどん」（486円）やマンゴーの缶詰「ダブルエーマンゴー」（228円）など、夏商材15品目以上。

　賞味期限が近い点に着目し、加工食品の商慣習「3分の1ルール」に沿った特価で販売する商品も多数取りそろえる。賞味期限が9月2日までの「鮭めんたい」（マルハニチロ／110円）や、賞味期限が8月末までの「ピクアル種エクストラバージンオリーブオイル」（ガルシア／498円、限定120点）、10月20日までの「すりおろしりんご汁」（順造選／324円、限定120点）などを展開。パッケージデザイン変更による「レギュラー珈琲 モカブレンド」（キョーワズコーヒー／348円、限定240点）や、終売品となった「バルサミコビネガーケチャップ」（ハインツ／149円、限定240点）、形のふぞろいの規格外品なども用意する。

　節約志向でありながらも、こだわりの品や気に入ったものは高額でも購入するという「消費の二極化」が続き、食品の特価セールでもその傾向が見られることから、「上質品特集」も今回初めて企画する。「ドメーヌ・ド・シュヴァリエ」（750ミリリットル＝1万8,900円、現品限り）や、「たらばがに金線」（マルヤ水産／135グラム＝5,877円、限定200点）などのワインや缶詰、茶類をそろえる。

　そのほか、イカの不漁など値上げ傾向が続く「海産物」も今回は狙い目だという。「いかの塩辛」「いか明太」「松前漬」などから成る「生珍味各種」（山丁長谷川商店／各410円、よりどり3個＝1,100円）、「紅ずわいがに（料理用）」（出雲屋／1,432円、限定150点）などを特価販売する。

　今月22日（火）まで（最終日は18時閉場）。

初企画「上質品特集」にラインアップされる高級品（関連画像）値上げ傾向が続くなか、特価販売する「海産物」（関連画像）松坂屋上野店