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国産果物の自然なおいしさを生かした「夏羹」の味わいは、ぶどう、あんず、もも、れもんの4種類

　「とらや」各店で、夏季限定商品を販売している。

【画像】夏のパッケージに新装された「小形羊羹」

　店頭では現在、みずみずしさとしっかりとした食感が特徴の定番商品「水羊羹」（御膳・小倉・黒砂糖・抹茶、各324円）を販売。さらに伊勢丹新宿店やそごう横浜店など、イートイン・喫茶スペースを併設する「虎屋菓寮」では、かき氷の「宇治金時」「宇治みぞれ」（各1,404円、各小＝1,080円）を提供し、売れ行きは順調だという。

　6月1日（金）からは夏のパッケージに新装された「小形羊羹」が期間限定で登場する。新パッケージは、爽やかな水色を背景に、大輪の花を咲かせたヒマワリを描いたデザイン。「小倉羊羹　夜の梅」「黒砂糖入羊羹　おもかげ」「抹茶入羊羹　新緑」の3種類を展開し、価格は各1本260円。

　6月上旬には、夏季限定商品「夏羹（なつかん）」が登場する。国産の果物と寒天を使い、素材の持つ自然なおいしさを生かした同品はすっきりとした爽やかな味わいが特徴だ。味わいは、長野県産のブドウを使った「ぶどう」、長野県産のアンズを使った「あんず」、山梨県産の桃を使った「もも」、瀬戸内産のレモンを使った「れもん」の4種類を展開。価格は各1本324円。

　店頭では夏の贈答や手土産など、目的や用途に合わせた各種詰め合わせ商品も取りそろえる。販売は8月下旬までの予定。一部取り扱いのない店もある。

　そのほか生菓子を扱う15店では、季節ごとの風物を題材にした半月がわりの「季節の生菓子」も販売。6月16日〜30日＝「沢辺で光るホタル」を、緑のきんとんと琥珀（こはく）糖で表現した「きんとん製 沢辺の蛍」（486円）、7月8日〜31日＝水面に浮かぶ青葉の陰を金魚が見え隠れしながら泳ぐ様を表現した「琥珀製 若葉蔭（わがばかげ）」（519円）、7月16日〜31日＝打ち水し、夕涼みしながらくつろぐ、夕暮れの懐かしい光景を表現した「葛製 水仙夕涼み」（486円）、8月1日〜15日＝種に見立てた小豆入りの紅ようかんを緑の琥珀かんで縁取り、スイカを表現した「琥珀製　西瓜（すいか）」（486円）を順次展開する。

夏の定番商品「水羊羹」（関連画像）期間限定で登場する夏の生菓子（関連画像）とらや