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クリームをサンドした創作米菓「紗 sya」

　創作米菓子ブランド「十火 JUKKA」4店舗で現在、創作米菓「紗 sya」を販売している。

【画像】4つの味を詰め合わせたボックス

　同品は今春4月より各店頭で打ち出している、米菓でクリームをサンドした新商品。薄くパリッとした米菓の食感とクリームの食感が調和し、「和の技術と西洋の素材が融合」した通年販売の米菓だ。

　米菓はもち米をベースに、小麦ふすまや焙煎（ばいせん）発芽玄米、焙煎大麦、白ゴマ、黒豆きな粉、シナモンパウダー、マスカルポーネパウダーと8種類の素材を練り込んだ食物繊維たっぷりで、繊細に仕上げた香ばしい生地も特徴。クリームには、植物由来の乳酸菌を「商品1個あたり10億個」加え、甘さ控えめで軽やかに仕上げた。一つ一つ手作りすることで、商品の繊細さが実現された今回の新商品は、「薄くしなやかな生地でクリームを包み込む様子」から、絹織物の「紗」にちなんで名付けたという。

　商品開発について、とよす広報担当の豊洲牧子さんは「米菓にクリームを挟み、パリッとした食感を保たせる点は開発に時間を掛けた。米菓が湿気を嫌うことに加え、全体の食感や持ちやすさ、食べやすさを考えながら、なおかつ、おしゃれなデザートに仕上げ、発売に至るまで約1年半もかかった」という。

　味わいは、ココアバターのほろ苦さとコクの深いクリーム「ビター」、ほのかに甘く優しい味わいのクリーム「ミルク」、バターミルクパウダーを加えた白いクリーム「ホワイト」、宇治抹茶を使ってほんのり苦味を利かせた、上品で深みのある抹茶クリーム「抹茶」の4種類。

　商品は個装袋入りで、価格は、単品＝各648円（6個入り）、アソート商品＝1,296円（ビター4個、ミルク4個、ホワイト2個、抹茶2個の計12個入り）。

　銀座三越、大丸梅田店、大丸札幌店、岩田屋本店で取り扱う。

十火 JUKKA