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日本初上陸、松屋銀座限定展開のフランス「マチュー・ビジュー」が販売する、フルーツ系ショコラセレクション「レ・フリュイ・ドゥ・ビジュー」

　松屋銀座は1月31日（水）より全館挙げて「バレンタインフェア」を行い、8階イベントスクエアではバレンタイン催事「GINZAバレンタインアベニュー」を開催する。地下1階和洋菓子売り場では既にバレンタイン限定商品を販売している。

【画像】「セバスチャン ブイエ」のフォトジェニックなチョコレート

　2015年より毎年、バレンタインフェア期間のチョコレート売り上げが右肩上がりだという同店。この時期の売り上げは、年間のチョコレート売り上げの約4割（＝約3億円）を占めるという。

　バレンタインメイン会場となる8階「GINZAバレンタインアベニュー」では、「個性を彩るバレンタイン」をテーマに据える。会期前半（〜2月6日）には、女性をターゲットに「自分のための」「女友だちと共感・共有できる」チョコレートを、会期後半（2月7日〜）には、パートナーや恋人などへのプレゼントやギフトにふさわしいチョコレートを展開。昨年よりも展開ブランド数を拡大。色の鮮やかさやユニークな形状などSNSを意識した「フォトジェニックチョコ」から、日本初上陸や松屋銀座初登場ブランド、和素材を使った個性派チョコレート、カカオ豆からこだわる「ビーン・トゥ・バー」まで、最大時105ブランド、1000種を超えるチョコレート商品が集結する。うち、松屋限定商品は18ブランド、約25種類。

　会場では、「インスタ映え」の浸透から「見た目重視」のチョコレートを多彩に展開。「リベルターブル」のユズ＆ユズコショウ、フランボワーズ＆シャンパン、ピスタチオ＆アプリコットのガナッシュが入った、松屋銀座限定ハート形チョコレート「トロワクール」（9粒入り＝4,995円）をはじめ、「セバスチャン ブイエ」の口紅とチークを思わせる遊び心あるチョコレート「ショコラ　ア　マキエセット」（2,484円）や、コトコト煮込む鍋料理をイメージした「ココットショコラ」（6個入り＝1,944円）など「フォトジェニックチョコ」を販売する。

　今年はSNSによる消費連鎖に着目。「フォトジェニックチョコ」の販売に加え、「コト（体験）消費のニーズ」を増やし、チョコを選ぶ時間や空間での「バレンタインの楽しみ」を提案。会場の一角に、チョコレートを模したスポット「チョコの部屋」を設置。会場内のイートインスペースとして利用できるうえ、展示されたチョコレートの指輪やオブジェを使って撮影を楽しむことも可能。さらに専用アプリでのARも体験できる。このフォトブースは各階にも設置し、SNSでの波及効果を狙う。

　今回の企画について、同社食品部洋菓子担当の鈴木章浩バイヤーは、「若者の百貨店離れが進む中、松屋の未来の顧客につながる20〜30代の女性を呼び込むイベントとして、このバレンタイン期間を一つの商機と捉えフォトブースを企画した」と話す。ソフトクリームやショコラショ、フォンダン・ショコラなど会場限定スイーツを実演販売するほか、カカオ産地のコロンビアやペルー大使館、「ショコラティエ パレ ド オール」の三枝俊介さんなど日本を代表するショコラティエのトークショーなども予定する。

　今年のチョコレートでの注目商品は、日本初上陸で松屋銀座限定となる「マチュー・ビジュー」の「レ・フリュイ・ドゥ・ビジュー」（9個入り＝3,200円）。星付きの店でシェフパティシエを務めた経験を持ち、「ショコラも料理のように調理する」というマチュー・ビジューさんは、スパイスを効果的に使った「キュイジーヌショコラ」が話題のパリの新進気鋭ショコラティエ。同品は、フルーツ＆スパイスのガナッシュや自家製プラリネなどコクと香り、食感にこだわった「ビジュー（＝宝石）」のようなボンボンショコラの詰め合わせ。オランジェットやヘーゼルナッツなどをトッピングした「タブレット・グルマンド（ピュアオリジンカカオ）」や、サン・ドマング産カカオ独特の、花と赤い果実の香りが楽しめる「タブレット・サン・ドマング ノワール」（各1,728円）を販売する。

　コロンビア産カカオにこだわった鎌倉発のアロマ生チョコレート専門店「ca ca o（カカオ）」も松屋銀座初登場。カカオ分47％のビターチョコレートに豆乳クリームを合わせたローカーボのアロマ生チョコレート「ソイカカオ」（16個入り＝1,620円）のほか、フラミンゴをデザインしたパッケージに入ったバレンタイン限定フレーバーのアロマ生チョコレート「パッション」「フランボワーズ」（各16個入り＝1,944円）も販売する。

　和の素材や､日本の調味料、和酒を使った松屋銀座限定チョコレートも注目だ。「ローラン＆京子 デュシェーヌ」の「三州三河みりん」やそば、ショウガ、ユズを使った「ショコラアソート 西陣スペシャルパッケージ Paris」（4個入り＝2,916円）、「パティスリー ル・ポミエ」の木イチゴ、ごま、抹茶を使った求肥（ぎゅうひ）入りの松屋銀座限定「ダンゴ・オ・ショコラ」（3本入り＝2,970円）のほか、「ショコラティエ川路」の甘麹（あまこうじ）などの和素材に洋素材を融合させたボンボンショコラ、「テオブロマ」の九条ネギを使ったボンボンショコラ、「パティスリー ヤナギムラ」の焼酎を使ったボンボンショコラなどが登場する。

　和のチョコレートでは会期後半、昨年好評だった老舗和菓子店の若手職人による、実演を交えたバレンタイン限定菓子が登場。「田中屋せんべい総本家」のキャラメル煎餅や、「薄氷本舗 五郎丸屋」の新ゆべし、「彩雲堂」のチョコレートようかんなどの松屋限定品は見逃せない。

　会期は2月14日（水）まで（最終日は20時閉場）。

「ca ca o」のアロマ生チョコレート3種（関連画像）「ローラン＆京子 デュシェーヌ」の松屋銀座限定チョコレート（関連画像）「パティスリー ヤナギムラ」の松屋銀座限定チョコレート（関連画像）「薄氷本舗 五郎丸屋」の松屋銀座限定チョコレート（関連画像）松屋銀座