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「みつか坊主」がイートインで提供する阪神梅田本店限定「やまご味噌（みそ）さんのすっきり味噌ラーメン」（煮卵・チャーシューのせ）

　阪神梅田本店8階催場で11月22日（水）より、食、調理道具、器など「食」にかかわる約30ブースが出店する「食と器と調理道具 阪神の台所マルシェ」が初めて開催される。

【画像】「サードウェーブコーヒーショップ by UCC」のクリーミーなアイスコーヒー

　「日々の幸せは台所にあり」をテーマに、日々の食事を作る大切な「台所」に焦点を当てた同イベント。総菜やスイーツなどの食だけでなく、使い勝手のいい調理道具や食事を盛り付ける器までも取りそろえ、同店にとっては初の試みとなる。

　同イベントについて、「百貨店では別々の売り場となるデパ地下（＝食品）とリビング売り場（＝調理道具、器など）のアイテムをなるべく関連性を持たせ、例えば酒器と酒バー、バルミューダとパン屋、コーヒースタンドとコーヒー用の作家物の器などミックスさせ展開することで、これまでに無かったキッチン用品と食にこだわった取り組み」と話す同店マーケティング担当の吉田創（はじめ）さん。「どのようなテーマで企画するかに加え、『台所』といテーマをどのように具現化するかが手探りだった」と振り返りながらも、「毎日のご飯を作る『台所』を楽しく、クリエーティブな場所にしたいと企画した」と話す。

　会場には、シンプルなアルミ食器を作る東大阪の「ダイヤメゾン」をはじめ、「長谷園」の土鍋、カナダ人店主の包丁専門店「タワーオブナイブス」、「野田琺瑯（ほうろう）」の琺瑯タッパー、「バルミューダ」のトースター、「ブルーノ」のホットプレート、「糀美人」の甘酒メーカーなどの器や調理道具が登場。キーマンらが集うトークショーやワークショップを開くほか、食の本のミニブックストアを特設し、著者らによるトークショーも予定する。

　食では、発酵にこだわるみそラーメン専門店「みつか坊主」がイートインに出店。山梨の老舗みそ店「五味醤油（しょうゆ）」とのコラボメニューで、米麹と麦麹を合わせた甲州みそに魚のだしを合わせた阪神梅田本店限定「やまご味噌（みそ）さんのすっきり味噌ラーメン」（煮卵・チャーシューのせ、1人前1,270円）を提供するほか、箕面ビールで煮込んだ肉みそを豆乳と酒かすのソースでマイルドに仕上げた阪神梅田本店限定「やまご味噌さんの味噌まぜそば」（煮卵のせ、1人前1,050円）を提供する。「味の兵四郎」のあごだしを使ったおでんカウンターも登場。

　「サードウェーブコーヒーショップ by UCC」は、窒素ガスを使って作るクリーミーで、「まるでビールのような感覚」だというアイスコーヒー「アイスブリュードコーヒー」（1杯501円）を販売するほか、「簡単ながらコーヒーのうま味をダイレクトに味わえる」というフレンチプレスを紹介。

　「ズッカ ファイン ベジタブル アンド デリ（Zucca FINE VEGETABLE & DELI）」は、通常の5倍のデンプンがアルトいわれる、栗のように甘く、とろける食感と濃厚な味わいが特徴の「栗マロンかぼちゃ」を使った「栗マロンかぼちゃのプリン」「栗マロンかぼちゃのチーズケーキ」（各1個324円）を販売する。

　併せて、日本酒を升やスズ、土物などそれぞれの器と試飲用グラスの器とで飲み比べ、味わいの違いを楽しめるスタンディング形式の「酒器」飲み比べバーを開設。日替わりで登場する、器の作り手とのコミュニケーションも楽しめる。升×グラスの飲み比べセット（升付き、648円）、スズ×グラス、土物×グラスのセット（各432円）を提供する。

　ほかにも、温めるだけで本格フレンチが楽しめる冷凍食品を扱う「ダイレクトテーブル」のイートスタンド、サラダドレッシングやぬか漬けセット、地方から集めた有機食材などを扱う「素材マルシェ」などもお目見え。

　会期は今月28日（火）まで（最終日は16時閉場）。

「栗マロンかぼちゃ」で作ったスイーツ2種（関連画像）器ごとに異なる酒の味わいを楽しめるバー（関連画像）阪神梅田本店