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新しいカラフルな丸形の重箱に、従来のおせち料理のほか、他球団にちなんだ面白いメニューも盛り込んだ初登場、阪神百貨店限定「阪神タイガース 和風・洋風おせち」（一段重×3セット、祝い箸3膳付き）

　阪神百貨店で「阪神のおせち商戦」が始まり、地下1階特設コーナーで現在、おせちの予約を受け付けている。

【画像】初登場、神戸学院大×まねき食品×阪神百貨店のコラボおせち

　家族構成の変化などで多様化するニーズに合わせ、前回よりも約60種多い、約360種類を展開する同店。高級料亭や懐石料理店、ホテルなどの定番おせち、人気売り場「にっぽんうまいもん紀行」にちなんだおせちを拡充するほか、「阪神タイガース」おせちの新作などバラエティー豊かに取りそろえる。

　注目は、「SNS映え」を意識した初登場となる産学連携おせち。若年層のおせち離れが進む中、神戸学院大学栄養学部の学生と、1888（明治21）年創業の老舗「まねき食品」、阪神百貨店とがタッグを組んで開発したコラボおせち「阪神百貨店限定　神戸学院大学コラボ三段重『華彩幸咲（かさいこうしょう）』」（2万4,000円）。伝統的な縁起物食材に「戌（いぬ）の絵馬型かまぼこ」などかわいいアクセントを加えた一の重、バラに見立てた「ローズサーモン」「たこバジル」など洋風の料理を詰めた二の重、おせちには珍しい「フルーツのコンポート」「ロールケーキ」など子どもや若年層を意識した三の重のおせちで、「楽しく、SNS映えする工夫をふんだんに盛り込んだ」内容に仕立てた。

　同店ならではの、年始から阪神タイガース優勝を祈願する阪神ファンに向けた「タイガースおせち」の新作は、ピンクや黄色、水色のカラフルな丸形の重箱に変更した阪神百貨店限定「阪神タイガース 和風・洋風おせち」（2万1,600円）。中身は、「“オレンジ”ミート」「のどぐろ“広島”菜巻」「“つばめ”型のにんじん」「“名古屋”名物手羽先（明太）」、“横浜”中華街をイメージした「中華くらげと蒸し鶏」など他球団をイメージした面白メニューも盛り込んだ。従来の、縦じまに虎の絵が入った重箱（ふた裏には六甲おろしの歌詞入り）を用いた阪神百貨店限定「阪神タイガース 和風おせち 一段重」（1万2,960円）も販売する。

　心斎橋にある日本料理「十方（じゅっぽう）」の「阪神百貨店限定 二段重」（3万7,800円）も初登場。現代の名工に選ばれ、大阪府調理師会の理事長で、黄綬褒章も受章した尾崎滋さんが手掛けたおせちのテーマは、伝統野菜を含め大阪産の素材にこだわった「大阪産（もん）」おせち。天王寺菊蕪、田辺大根を使った車えび奉書巻、守口大根うま煮など約100年前から大阪府内で栽培されてきた大阪独自の品目・品種の伝統野菜などを盛り込んだ内容。

　阪神電車の最新型モデル車両5500系が越前塗の重箱になった「阪神百貨店限定　阪神電車 5500系R 和風・洋風おせち」（2万1,600）も初登場。あわびふっくら煮、ズワイガニのゆず香り漬け、ローストビーフ、ぶどう豆金箔（きんぱく）飾り、鶏のチーズフォンデュ風などを六の重まで盛り込んだおせち。

　そのほか、横浜名物シウマイで知られる「崎陽軒」のかずのこシウマイ、あわびのスープが付くおせち、仙台駅で駅弁を手掛ける老舗「伯養軒」の牛タンや笹かまぼこなどを盛り込んだおせち、岡山の駅弁を手掛ける「三好野本店」の岡山県食材や郷土料理を盛り込んだおせちなどが初登場。少人数家族向けおせち、全国配送（冷凍・真空パック）おせち、迎春料理なども用意する。

　店頭での予約受け付けは12月25日（月）まで（ネットは12月21日24時まで）。

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