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「抹茶フェア」の新作抹茶スイーツ4種（手前左：抹茶のモンブラン、手前右：抹茶のオペラ、奥左：抹茶のモンブラン アントルメ、奥右：抹茶ときなこのロールケーキ）

　洋菓子ブランド「コロンバン」の関東、中京、関西地域のコロンバンショップ及びサロン14店舗で現在、新作の抹茶スイーツを展開する「抹茶フェア」が展開されている。

　「モンブラン、オペラ、ロールケーキとケーキのアイテム自体は昨年と同じだが、ケーキの構成内容、デザインを変更。今年は抹茶感をよりアップし、抹茶の味を前面に押し出した」と同社広報の白石亜弥子さん。いずれも宇治抹茶を使い、抹茶の持つまろやかなうま味や上品で濃厚な風味を引き立たせ、「初夏にふさわしく、抹茶の香りや苦味を立たせ、すっきりとした味わいに仕上げた」という。

　新作の抹茶スイーツは4種類。定番プチガトーのモンブランを和テイストのモンブランにアレンジしたのが「抹茶のモンブラン」（594円）。ショコラ掛けしたサクサクの抹茶メレンゲの上に、抹茶のジョコンド生地、抹茶のムースと抹茶のシャンティー・オ・ブールを重ね、抹茶仕立てのマロンクリームを絞った。抹茶ムースには甘酸っぱいフランボワーズを味わいのアクセントに忍ばせている。

　フランス伝統菓子「オペラ」を抹茶仕立てに仕上げた「抹茶のオペラ」（540円）は、アーモンドパウダーと抹茶を合わせたジョコンド生地と、抹茶のバタークリーム、抹茶のガナッシュクリームを幾重にも重ね、抹茶のグラサージュを上掛けしたケーキ。見た目の美しさにこだわり、グラサージュも含め13の層で仕上げた。

　「初夏の手土産」を意識し、大納言、求肥（ぎゅうひ）などの和素材を使った「抹茶のモンブラン アントルメ」（直径約12センチ＝1,944円）は、抹茶タルト生地には大納言小豆とフランボワーズを、抹茶のクリームには柚子のゼストを加え、「濃厚さと爽やかさを併せ持つ、味のバランスに気を配り仕上げた」というケーキ。生地のサクッとした食感、求肥のもっちり感、クリームのなめらかさと、さまざまな食感を楽しめるのが特徴。

　求肥と黒糖と香ばしいきな粉を加えた生クリームを、宇治抹茶で風味付けしたロール生地で巻き上げた季節限定「抹茶ときなこのロールケーキ」（長さ約12センチ＝1,296円）は、ロール生地の内側に抹茶のガナッシュクリームを塗ることで、抹茶の味わいがより深く豊かに楽しめるよう工夫した。

　開催期間は6月8日（木）まで。

コロンバン