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「ごっつお便Aコース」の中でヘルシーで体にやさしいと人気の、茨城・ゆばの里の「ゆば会席」

　7月に入り、いよいよ中元商戦もピークを迎えた所沢西武は、顧客が選ぶ中元ギフトの中で人気の高かった商品を発表した。これは6月7日〜26日の間、実際に同店ギフトセンターの会場で購入された商品を対象にしたもの。

　早期予約立ち上がりで最も人気が高かったのは、「普段購入しないような高級食材を好みに応じて選べる」「自分もほしい」という意見が多かった「選べる厳選食ギフト」。同ギフトは、老舗の逸品や旬の素材、話題の味を集めた「ごっつお便」シリーズで、Aコース＝5,250円（全62品）に人気が集まった。次いで、「自家需要したい」「おいしさを演出する食べ方の提案がある」「保存料や着色料を使っていない」ことからハムや焼豚などの加工肉商品が多くの予約を集めた。「マイスター山野井　炭焼き焼豚」（2本入＝3､150円）や「伊藤ハム　神戸六甲バラエティー詰合せ」（オリーブドレッシング付、3,150円）など、厳選された素材を使い丁寧に作られた商品は人気が高い。

　さらに、「のど越しさわやかな夏らしい涼菓」ということから葛よせ、栗ぜんざい、梅こはくを詰め合わせた「銀座鈴屋　氷華ものがたり」（3,150円）などの菓子類が続き、厳選素材でこだわり製法の加工肉を詰め合わせた「マイスター山野井 バラエティセット」（5,250円）や贈られた側が選べる「ごっつお便」シリーズのCコース＝10,500円（全67品）が後を追う。中元ギフトに1万円とは金額的に値は張るが、「私が食べておいしかった」「親世代夫婦、子世代夫婦で一緒に予約し一緒に味わう」という理由からだとか。パーソナルギフト需要が高まる中、「おいしいものは家族みんなで一緒に楽しみたい」傾向が垣間見える。

　2006年の中元ギフトの傾向として、「体にやさしいもの」「健康を気遣ったもの」「生産者の顔が見える地場のもの」などの予約が徐々に高まりつつある。中でも「ロハス」を意識したものは動きがよく、特に女性や年配に注目を浴びているのが「カルピス ビネガードリンクギフト」（3,150円）。玄米黒酢やぶどう酢、りんご酢をハチミツやカルピスで飲みやすく仕上げた商品は「苦手な黒酢もおいしく感じられる」と試飲の段階でも評判で、「大人のカルピス」との呼び声もあるそうだ。

所沢西武