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中央ホールに登場する「柴舟小出」のかわいくて楽しい菓子「ゆずぴよ」

　日本橋三越本店で4月5日（水）より、恒例の和菓子イベント「全国銘菓展」が本館地下1階と1階中央ホールで開催される。

【画像】「本和菓衆（ほんわかしゅう）」から、「井筒八ッ橋本舗」の創作八ッ橋

　原則、三代または創業60年以上の歴史を持つ菓子店が集結する同展。今回は「うれし！たのし！おかし！」をテーマに、日本橋三越本店（以下、日本橋店）限定品も含め多くの遊び心あふれた和菓子を展開する。

　本館1階中央ホールでは、「春のティータイム」をテーマにした同展限定和菓子を限定販売する「家庭画報」とのコラボ企画を実施するほか、全国の老舗和菓子店の若旦那たちで構成された「本和菓衆（ほんわかしゅう）」から多彩な新・和菓子も登場する。「和菓子に合うコーヒー」をコンセプトに、全国銘菓展会場で購入した和菓子を持ち込んでコーヒーと共に楽しめる「AGF」によるスペース「煎」を設置。週末限定の和菓子作り教室や、まんじゅうをテーマにしたトークショーなども行う。

　中央ホールで展開する和菓子として、金沢「柴舟小出」のゆず餡（あん）を使った焼き菓子をゆず風味のチョコレートでコーティングしひよこを表現した「ゆずぴよ」（6個入り＝1,080円、限定200点）、奈良・郡山「本家菊屋」の希少なかんきつ類「大和橘」を使った日本橋店限定の琥珀（こはく）「橘ほの香」（9個入り＝540円）、伊豆「菓子舗 間瀬」の「福笑い」をまんじゅうで表現した日本橋店限定「福わらい饅頭」（1個281円）などを販売する。

　本館地下1階「自遊庵」には、成田山表参道の老舗「なごみの米屋」の、まんじゅうの中に動物（クマ、パンダ、ブタ、カエル、ペンギン）モチーフのようかんを忍ばせた日本橋本店限定「まんじゅうエッグ」（各1個1,080円）や、「神戸風月堂」のジャズバンド5人を煉（ね）り切りや上用生地のまんじゅうなどで表現した日本橋店限定「jazz men」（同486円）などが登場。「自遊庵 嗜（たしな）み処」では、「小布施堂」が栗おこわとよもぎ団子のわんに、小付け3種を添えた日本橋店限定セットを提供する。

　「フードコレクション」には、佐賀の「丸芳露本舗 北島」の春の桜と芽吹く緑を色鮮やかな皮と餡で表現した日本橋店限定「spring has come」（1個432円）や、名古屋「美濃忠」の日本橋店限定棹（さお）菓子「いちご畑」（長さ約14センチ＝1,080円）などが登場。

　和洋菓子売り場では、「榮太樓總本鋪」がよもぎ餡やもなか種をまとった生地が特徴の日本橋店限定まんじゅう「春・にっこり」（6個入り＝1,296円）を、「両口屋是清」はかるかんのフワッとした生地に薯蕷（じょうよ）のしっとりとした桜の花びらを散らした「敷島羹」（1個378円）を、「とらや」は昔話の「桃太郎」をテーマに、練り切りなどを詰め合わせた「限定生菓子セット」（3個入り＝1,458円）を、それぞれ販売する。

　会期は同11日（火）まで。

「なごみの米屋」の日本橋三越本店限定菓子（関連画像）「神戸風月堂」の日本橋三越本店限定菓子（関連画像）「丸芳露本舗 北島」の日本橋三越本店限定菓子（関連画像）「両口屋是清」の桜の意匠の菓子（関連画像）日本橋三越本店