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果実入りゼリーとヨーグルトゼリーの2層仕立ての、夏の新商品「夏しずく」はさくらんぼ、いよかん、ぶどうの味わい

　和菓子ブランド「京菓子處 鼓月」が6月1日（水）、新商品「夏のしずく」の販売を直営店や百貨店を中心とする全国73店舗で始めた。

【画像】詰め合わせ商品、6個入り

　同品は、みずみずしい果実を閉じ込めた果汁入りゼリーと、爽やかな酸味のヨーグルトゼリーの2層仕立てにした夏季限定の涼味菓子。少量の洋酒を加え、フルーツの風味を引き立てた果汁入りゼリーは、プルンとした食感に、ヨーグルトゼリーはとろけるようなやわらかな食感に仕上げ、2つの異なる食感を楽しめるのも特徴だ。

　同ブランドではこれまでも果肉入りゼリーを展開していたが、「こだわりや付加価値を加え、一手間掛けた2層のゼリーで異なる食感を楽しんでいただきたいとリニューアルに踏み切った」と話す広報担当の改田奈穂さん。「ゼリーの相性と、果実のおいしさを際立たせる味としてやわらかな酸味のヨーグルトを採用した」という。

　商品開発で気を付けたのは「ゼリーの食感」の加減。「口溶けのいいお菓子は幅広い年齢層に受け入れられるので、2種類の味のバランスや、それぞれでもおいしいよう仕上げた」と言い、食感の工夫は「和菓子職人による絶妙な火加減や材料を混ぜるタイミングで口溶けを実現している」とも。

　味わいは、甘みと酸味のバランスがいい大粒のニューピオーネを使った「ぶどう」、香り豊かで甘酸っぱく爽やかな中にほんのり苦みの「いよかん」、ギュッと詰まった甘みと上品な酸味の「さくらんぼ」の3種類。夏らしい味に加え、「ギフト需要の多いことから、詰め合わせの箱を開けた時に3種類の色合いのバランスも考慮した」という。

　価格は1個346円。詰め合わせ商品は、1,188円（3個入り）、2,376円（6個入り）、3,456円（9個入り）。持ち歩き･保存は常温で日持ちは90日。

　販売は8月31日（水）までを予定。

京菓子處 鼓月