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フランス菓子「カヌレ・ド・ボルドー」をアレンジした「ラ・スール」のカヌレ

　阪神梅田本店の地下1階洋菓子売り場に3月4日（金）、カヌレ専門店「ラ・スール」の関西初店舗がオープンした。

　同店は、ボルドーの修道院で誕生したというフランス菓子「カヌレ・ド・ボルドー」をアレンジし、味わいや見た目などバリエーション豊かに仕上げたカヌレを販売する専門店。阪神梅田本店の洋菓子売り場を担当するバイヤーが博多阪急に在籍時、大好きだったカヌレを取り扱う店が無かったことがきっかけで、当時の取引先だった福岡のケーキ店にカヌレの製造を依頼。パティシエと共に商品開発を重ね作り上げたという。

　2013年、博多阪急に1号店を、翌2014年に別府橋通り、七隈線別府駅近くにジェラートも展開する路面店をオープン。阪神梅田本店の洋菓子バイヤー着任後、イベントなどで出店する度、利用客に好評だったため、今回常設店として本格的に出店することになった。

　素材は全て国産にこだわる。生地を1日寝かせ、カヌレ型でじっくり1時間以上かけて焼き上げるなど製法にもこだわっているため、外はカリッと香ばしく、中はしっとり柔らかく仕上がり、ラム酒のふんわりとした風味が特徴だ。サイズは直径5×高さ5センチ。

　ラインアップは、「バニラ」（249円）、「ラム」（260円）、「オレンジ」「レモン」「ワイン」「アールグレイ」（各270円）、「チョコレート」（292円）に加え、季節限定品として、鹿児島産知覧茶を使った「知覧茶」（270円）と、福岡県産あまおうを使った「あまおう」（324円）の2種類も用意、阪神梅田本店限定のドライフルーツを使った「フリュイ」（350円）と約10種類を常時展開する。

　今後は、塩気やスパイスが利いたサレタイプを販売する予定。

阪神梅田本店