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日本橋高島屋で「大近江展」−近江牛のすき焼き肉、春限定「近江しょこら」など
(2016年03月08日)
日本橋高島屋8階催会場で3月9日(水)、滋賀の名産品を集結した「第28回 琵琶湖夢街道 大近江展」が開催される。出店数は44店(うち食品は35店)。
【画像】琵琶湖の希少なビワマスを使った炊き込みご飯
見どころは、首都圏ではなかなか手に入らない「近江牛」を特集したコーナー。約400年の歴史があるという日本で最も古いブランド和牛で、日本三大和牛の一つといわれている「近江牛」
の肉質はきめ細かく、脂は甘く、芳醇(ほうじゅん)な香りと柔らかで「とろけるようなおいしさ」が特徴。
自社肥育牧場を持ち、生産から販売・専門レストランまで一貫して経営する近江牛の老舗「毛利志満(もりしま)」は薄切りスライスに仕立てた「近江牛特選すき焼き用」(100グラム=2,160円)を販売するほか、近江牛をさんしょう塩と特製タレの2つの味で食べ比べできる日本橋高島屋限定「近江牛二味盛 サーロインステーキ丼」(1人前2,300円、各日限定50点)や「近江牛 ひれステーキ御膳」(1人前5,400円)をイートインで提供する。
近江牛を使ったメニューでは、同じく自社牧場も持ち近江牛レストランを営む「岡喜本店」が「フィレカツサンド」(1パック3,500円)を、近江牛のレストラン「千成亭」は旬のタケノコも使った日本橋高島屋限定「近江牛と筍(たけのこ)の混ぜ御飯」(1折1,836円)を、それぞれ数量限定で実演販売。「大吉商店」は近江牛の各部位を使い、天然醸造桶(おけ)仕込みしょうゆにじっくり漬け込んで焼き上げた「近江牛和風ローストビーフ プレミア部位各種」(100グラム=2,160円〜)をそろえる。
同展では、滋賀で活躍する女性が手掛けた味や地元の菓子店が打ち出す春限定品にも注目。作家の遠藤周作さんが命名したという鮒寿し(ふなずし)の懐石料理店「魚治 湖里庵」は、琵琶湖の固有種で希少なビワマス使い、炊き込み御飯に仕立てた「琵琶ます ますめし」(1折1,296円、各日限定80点)を販売する。
1865年創業の老舗「御菓子司 しろ平老舗」は、女性職人による桜風味の和風蒸しカステラで、ホワイト生チョコレートをサンドした「近江しょこら SAKURA」(1本1,188円)を、ブルーベリーとハーブの農園「ブルーベリーフィールズ 紀伊國屋治兵衛」はブルーベリー入りのリングケーキにイチゴを加え、春らしい色とほのかな甘酸っぱさを表現した「ブルーベリーケーキ 春の予感」(4分の1カット=756円)を、それぞれ販売。
和菓子売り場に出店する老舗和菓子店「叶 匠壽庵」は東北復興を支援する「ユナイト トゥギャザー(UNITE TOGETHER)」とコラボし、栗の甘露煮と京都丹波大納言小豆のつぶ餡を、つくね芋を使った蒸し菓子に合わせた虹色棹(さお)菓子「虹の架け橋」(1棹1,500円、各日限定10点)を販売するほか、近江羽二重粉を使って柔らかく仕上げた求肥(ぎゅうひ)餅に、深いりタイプの黒須きな粉と沖縄県産黒糖の蜜をかけて食べる「匠壽庵きな粉餅」(1箱540円)を実演販売する。会期中、「和菓子教室」「ホワイトデー向け和菓子教室」(参加費別途)も予定する。
うなぎと川魚の専門店「近江今津 西友」は関西風かば焼きの「ひつまむし」(1人前2,160円)をイートインで提供するほか、「たねや」の春の大福や老舗「いと重菓舗」の求肥菓子、「あゆの店きむら」の稚アユを使った春の味、滋賀ならではの名酒なども登場。特別価格の限定品も日替わりで販売する。
会場では、料理研究家の上野万梨子さんによる試食付きトークショーや、彦根市キャラクター「ひこにゃん」が来店するなど各種イベントも実施。
会期は同14日(月)まで(最終日は18時閉場)。
「しろ平老舗」のショコラと桜を使った和洋折衷菓子(関連画像)日本橋高島屋
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