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オンライン通販「ベルメゾンネット」で人気の理由あり食品

　松坂屋上野店の本館6階催事会場で2月16日（火）、恒例の人気イベント「食品もったいないセール」が始まった。

　まだ食べられるのに、売れ残りや期限切れ、食べ残しなどで捨てられてしまう「食品ロス」。農林水産省によると、日本の食品ロスは年間約約500〜800万トンと推計され、近年社会問題となっている。

　同店では「理由（わけ）ありセール」として2010年6月より食品の取り扱いを始め、賞味期限が近い、規格外品、メーカー在庫品などの理由から、普段は売り場に並ぶことのない商品を「お買い得価格」で販売。開催直後から評判を呼び、多くの利用客に支持され、年々その規模を拡大してきた。

　食品ロスを減らす一翼を担えればと今回も同イベントを実施。会場では品質や味に変わりはないものの、さまざまな理由で行き場がない、正規では販売できない商品のほか、食品特価品など約3500種類、18万点を取りそろえ販売する。

　同イベントではさらに初企画として、同店の親会社Jフロントリテイリングが昨年資本業務提携を結んだ「千趣会」が手掛ける通販「ベルメゾン」とのコラボ企画を行う。会場にはオンライン通販「ベルメゾンネット」で人気の訳あり商品が初登場する。

　商品ラインアップは、「訳ありレアチーズ」（500グラム＝1,105円）、「訳あり切り落としカステラ各種」（各230グラム＝500円）、「訳あり国産餃子」（50粒＝960円）、「お徳用かりんとう詰め合わせ」（300グラム＝700円）、「割れ渋皮栗甘納豆」（200グラム＝829円）など全25種類。リアル店舗とネットファン、互いの相乗効果を狙う。

　会期は今月22日（月）まで（最終日は18時閉場）。

松坂屋上野店