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創業当初から展開するケーキデザインを新しくした「フレーズ ノエル」

　12月に入り本格的なクリスマスシーズンを迎えた現在、「コロンバン」の関東・中京・関西のショップとサロンの17店舗ではクリスマスケーキの予約対応に追われている。

【画像】クリスマス用新作プチガトー2種

　中でも、今年も一番人気という、オリジナルバタークリームをたっぷり使ったクリスマスケーキ「クラシックバターノエル」（直径12センチ＝2,916円〜）と、昨年初登場したビターチョコレートを加えた濃厚カカオバタークリームにグラン・マニエがほんのり香る「クラシックショコラバターノエル」（直径12センチ＝2,916円〜）への予約が順調だという。

　レシピ、製法、仕上げと、創業当初と変わらず伝承してきたバタークリームは、卵黄をシロップと一緒に泡立てたパータボンブに無塩バターを加えて作っている。バタークリームのケーキに合わせるスポンジ生地にも卵黄をふんだんに配合し、「『こだわり』をもって、バタークリームのデコレーションケーキを毎年作っている」と同社広報の白石亜弥子さん。「濃厚な風味がラム酒とマッチしている」「スポンジ生地とバタークリームの相性がいい」と常連客などから評判だと言う。食べる際には「冷たく固めのクリームもおいしいが、少し室温に戻すと生地のしっとり感やバタークリームのなめらかさが増し、よりおいしくいただける」とも。

　定番の2種に加え、創業当初から展開する昔ながらのショートケーキ「フレーズノエル」（直径12センチ＝3,456円、同15センチ＝4,320円）も予約は好調だ。今年は「大人も楽しめるクリスマス」を目指しケーキデザインを変更。イチゴをふんだんに使いながらも「シンプルでシック」に仕上げた。

　自家需要やシーズンギフトとしても人気のプチガトーは新作2種を用意する。「プチノエルショコラ」（519円）はチョコレート風味のバタークリームを使ったビッシュ・ド・ノエル。「クリスマスツリー」（562円）は特製クリームでモンブラン風に仕上げた中に、自家製抹茶ようかんを包んだ白あん入りホイップクリームを忍ばせた。

　そのほかのケーキラインアップとして各百貨店とのコラボ企画にも参加した。東武百貨店では、2段に重ねた生クリームショートケーキに国産イチゴを50粒以上使った特大サイズの「苺（いちご）の2段ショートケーキ」（直径24センチ＝1万6,200円、数量限定、要予約）を、阪急梅田本店では3世代やパーティーなど大勢で楽しめるよう、クリスマスをモチーフにしたプチガトー12種類を詰め合わせた「Xmasパーティーアソート12種の宝石」（12個入り＝6,912円、数量限定、要予約）を、それぞれ販売する。

　ケーキの予約受け付けは12月15日（火）までだが、店頭販売も行う。

コロンバン