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西武池袋本店の新春食品福袋−インバウンドも視野に500種、8万5000点
(2015年11月25日)
西武池袋本店が「2016年福袋大市」の食品福袋の内容を公開した。「進化」をテーマに、全館挙げて約1500種、約15万点を用意する中、食品福袋は約500種、約8万5000点を展開する。全体の売上目標は5%増。
【画像】老舗和菓子店の看板商品を詰め合わせた食品福袋
「進化」と縁起のいい干支(えと)の「申」にちなみ「申(しん)化」を掛け、国内のほか増えている訪日外国人客に向け、日本文化を感じさせ、日本の技に着目した「メード・イン・ジャパン」の食品福袋を用意。「内容をさらに充実させ、付加価値を高め進化した福袋を目指す」という。
国内外に向け日本の伝統の味をと登場するのが「ジャパンクオリティ 日本の老舗和菓子福袋」(3,240円、限定10点)。「花園万頭」「銀座文明堂」「梅園」「舟和」など老舗和菓子店の看板商品を詰め合わせる。
干支の「申(=猿)」にちなんだ酒を集めたのは「『申』酒福袋」(2,017円、限定10点)。日本酒「山猿」をはじめ、芋焼酎「黒猿」、ウイスキー「モンキーショルダー」など6種を詰め合わせる。
今回の食品福袋について、同店食品部企画担当の長島大紀さんは「毎年、食品福袋は縁起ものとしての要素だけでなく、実際に日常で活用できるも用意するが、今回はインバウンド向けの需要の高まりから、特に日本の食文化を意識した福袋も用意している。和菓子などはかわいいキャラクターものや人気の『富士山』がモチーフの商品などを盛り込んでいる」と話す。食品福袋として最も購入しやすい2,000円台を中心に展開。毎年人気の高い生鮮や鍋の福袋も多彩に用意し、「正月一番乗りの福袋だけに、お得感や満足感を感じていただきたい」と意欲を見せる。
ライフスタイルの変化から福袋の購入場所やタイミングも多様化し「進化」していることを受け、西武・そごうのショッピングサイト「e.デパート」の福袋も前回より全体で1.5倍に拡充。食品も含め、500種類、1万5000点を展開する。
食品福袋では、「お年賀」としても活躍できる「十火(JUKKA)」の米菓子を詰め合わせた福袋(1,620円)、「コンパーティスショコラティエ」の人気商品を詰め合わせた福袋(2,160円〜)、「カフェノバール」のシングルオリジンコーヒーを中心にレギュラーコーヒー5種(合計600グラム)を限定トートバッグに詰め合わせた福袋(3,240円)のほか、米や茶類、グロッサリー、スイーツなども扱う。12月1日(火)10時からは商品を新たに追加する。ネットでの展開期間は12月15日(火)17時まで。
初売りは2016年元日の10時から。「福袋大市」は同3日(日)まで行う。
干支の「申(=猿)」にちなんだ酒を詰め合わせた食品福袋(関連画像)西武池袋本店
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