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浅野農場の「スマイルポーク」厚切りを使った「特大スマイルポークチャップ」

　松屋銀座の8階イベントスクエアで10月29日（木）、「銀座の北海道物産展」が始まった。

【画像】初登場「ごちそう亭」が実演販売する松屋限定弁当

　今回は、地元の人気店を中心に初登場16店を含む40店が集結。海の幸や山の幸だけでなく、道産の肉を使った松屋オリジナル商品を展開するほか、インバウンド対策として訪日客に人気の北海道銘菓を展開する。会場内には、購入した商品と一緒に楽しめるフードコート「グラスワイン＆生ビールカウンター」も開設。売り上げ目標は8,000万円。

　百貨店初登場となるのは、すし店を営んできた職人が、無類の麺好きが高じて始めたという札幌のラーメン店「麺屋 華らく」。イートインでは道産小麦全粒粉を使った自家製麺に、香味しょうゆを利かせた「塩味・海の幸」と焙煎（ばいせん）熟成させた「味噌味・山の幸」の2種類を味わえる松屋限定「北のハーフ＆ハーフ ラーメン」（1,242円）を提供。さんまぶしや帆立て貝柱、甘エビなどからの海鮮だしを使った黄金スープの高級ラーメン（3,240円、各日限定20点）も提供する。

　注目は実演販売の松屋限定商品。同展初登場となる地元人気店が手掛ける弁当・総菜や、同展の人気店が手掛けるスイーツなどを多彩にラインアップ。

　道産肉を使った商品では、石狩「浅野農場」がこだわり飼料で自由に育ったブランド豚「スマイルポーク」を使いポークチャップに仕上げた「特大スマイルポークチャップ」（2,160円、各日限定15点）を実演販売。そのほか、函館「ジョリージェリーフィッシュ」はピラフの上にステーキをのせた創業以来の人気メニューをボリュームアップした「函館山ステーキピラフ」（2,736円、各日限定20点）を、帯広「十勝豚丼いっぴん」は特製のタレを絡ませて焼いた道産豚本ロースを、はみ出すほどに盛りつけた「特盛豚丼弁当」（1,383円、各日限定30点）を、それぞれ実演販売する。

　海の幸を使った商品では、いなりずしに捕れた魚介をのせるという別海町の漁師飯を展開する函館「オホーツクの風」は、同展では高級魚介をのせた「特盛り海鮮いなり」（3個入り＝1,296円、各日限定20点）を販売。そのほか、函館の日本料理店「ごちそう亭」が新鮮魚介をご飯に大盛りに盛り付けた「大漁海鮮弁当」（2,160円）を、札幌のカニ専門店「かに将軍」はパンに、挟み切れないほどのタラバガニほぐし身と卵焼き、キュウリを挟んだ「びっくりカニサンド」（1,620円、各日限定30点）を、それぞれ実演販売。

　スイーツでは、「小樽洋菓子舗ルタオ」がしっとりとしたチーズケーキにリンゴとキャラメルクリームを組み合わせた「グランフロマージュフール〜北海道りんご〜」（701円、各日限定50点）を実演販売するほか、札幌「ろまん亭」は十勝産小豆入りの新鮮なクリームを通常よりもたっぷりのせた「ビッグ十勝あずきモンブラン」（756円、各日限定100点）を実演販売する。

　小ぶりなパッケージのミニ弁当箱に海の幸・山の幸を盛り込んだ7種類を展開し、好みの弁当2種類を選べる松屋限定のセレクト弁当「あれこれ弁」（1セット1,296円、各日限定100セット）も登場。「浅野農場」「民宿海のや」「東京ドームホテル札幌」など7店が参加し、「おいしいものをちょっとずつ楽しみたい」女性向けの商品を展開する。

　そのほか、北海道が訪日客に人気の旅行地であることから、同展に来場する訪日客に向けたインバウンド対応商品として、「白い恋人」（石屋製菓）、「生チョコレート」（ロイズチョコレート）、「マルセイユバターサンド」（六花亭）などの人気菓子を用意。抹茶を使った商品、帆立て貝柱や昆布、タラをはじめとする高級珍味などの干物もそろえる。

　会期は11月4日（水）まで（最終日は17時30分閉場）。

「小樽洋菓子舗ルタオ」の松屋限定スイーツ（関連画像）松屋銀座