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1日に必要な野菜量を朝・昼・夜の3回に分けて食べられる「1日分の野菜350gサラダ」

　約30年ぶりとなる全面改装工事を終え今月中旬にリニューアルオープンした横浜高島屋地下1階総菜売り場に出店する総菜のトータルブランド「RF1（アール・エフ・ワン）」は現在、ブランドの旗艦店となる同店で、新商品「KaRaDa SALAD（カラダ・サラダ）」を先行販売している。

【画像】10品目の素材と雑穀を使った、腹持ちのいい主食系サラダ

　新商品は、「健康をサポートする」ことをコンセプトにしたパックサラダ。手に取りやすく、見た目にも中身が分かりやすく、さらに一部のパーツを温めるなど、食べる際の楽しみ方も含め、日常生活に野菜（＝サラダ）を取り入れやすいよう開発した。ラインアップは5種類で、いずれも1人分を目安とした内容量。

　「1日分の野菜350gサラダ」（1,512円）は、厚生労働省が推奨する成人の1日に必要な野菜量350グラムを朝・昼・夜に分け、それぞれの食シーンに適した栄養素を含むサラダ3種類を1セットにまとめた商品。「塩麹チキンとラタトゥイユのサラダ」は、アミノ酸を多く含む鶏肉と卵に、ラタトゥイユとロメインレタスを合わせた朝用サラダ。温めてもおいしく、カラダを目覚めさせてくれるという。昼用「柑橘入りキャロットラペとトマトのサラダ」は、疲労回復効果があるといわれているクエン酸を含むオレンジを加えたキャロットラペに、トマトを合わせたサラダ。コリアンダーとクミンで香り高く仕上げ、気分をリフレッシュしてくれるという。夜用は、リラックス・鎮静作用のギャバを含むジャガイモと、トリプトファンを含むナッツを使い、夜の食事に合うようサワークリームとマスタードソースを合わせた「ホクホク野菜のサラダ マスタード風味」。

　腸内フローラ（腸内環境のバランス）を整えるのに効果的という、食物繊維とビフィズス菌を一緒に取る「シンバイオテックス」の考え方を取り入れたのが「カラダすっきり腸活サラダ」（1パック496円）。食物繊維を含むゴボウやヤングコーン、ビーツに加え、ニンジン、セロリなどのスティック野菜を、コリアンダーやクミンといったスパイスと腸まで生きて届くビフィズス菌が入ったヨーグルトを加えたひよこ豆のペーストディップにつけて食べる。「おつまみやスナック、前菜におすすめ」だという。

　カラダを動かす、アクティブな人には「阿波尾鶏のプロテインサラダ」（1パック1,080円）。疲労を軽減するというイミダゾールジペプチドが豊富な阿波尾鶏の胸肉80グラムを、レモン果汁やマスタードなどでマリネ後ローストし、さっぱりとした味わいに仕上げた。カルシウムを含むチーズや、ビタミンCを含むジャガイモ、鉄分を含むプルーンを合わせた。ドレッシングは、生クリームに赤ワインビネガー、エシャロット、タラゴンを加えたクリーミーな味わい。

　ランチやディナーでの主食系サラダとして好評なのが、ミネラルと食物繊維を含むという雑穀に野菜を合わせ、かみ応えがあって腹持ちもいい「雑穀と10品目素材のサラダ」（1パック788円）。オリーブオイルと赤ワインビネガー、レモンに赤タマネギを加えたドレッシングで味付けした雑穀（押し麦やキアヌ、タカキビ）に、グリルしたエビ、カボチャ、コーン、セミドライトマトを合わせ、洋風ちらしずしのような味わいに仕上げた。

　同じくランチやディナーの主食系サラダとして注目されているのが、低カロリーのこんにゃく麺に、大きめにカットした野菜を合わせ、よくかんで食べる麺サラダ「6種緑黄野菜とこんにゃく麺のサラダ」（1パック788円、6月30日より黄色のこんにゃく麺に変更）。緑黄色野菜はほんのり甘いニンジングラッセとアーモンドを加え、味わいと彩りのポイントにした。豆乳や練りごま、ヨーグルトにレモン果汁、蜂蜜、ディルシード、イタリアンパセリを加えたコクのあるソースで食べるという。

　「店頭の冷蔵ケースに並んだ際、具材の彩りの美しさや内容のわかりやすさを視覚に訴えることができ、手にとりやすいのもおすすめ」と同社広報担当の弓野千恵さん。日常の忙しさから野菜の摂取量が不足している若い世代へ、利便性や健康へのニーズに対応した新商品で訴求効果を狙うという。

　今後は、6月末にJR名古屋高島屋へ導入し、7月2日（木）には伊勢丹新宿店や西武池袋本店、銀座三越など首都圏7店舗を含め、全国14店舗へ拡大。同30日（木）には店舗をさらに拡大し、本格的に店頭販売を行う予定。

こんにゃく麺と緑黄食野菜を合わせた、よくかんで食べる主食系サラダ（関連画像）RF1（アール・エフ・ワン）横浜高島屋