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5種類の味わいが楽しめる「雲仙いなり」（雲仙宮崎旅館）

　小田急百貨店新宿店本館11階催物場で6月17日（水）より、｢長崎の物産展｣が開催される。

【画像】「まるなか本舗」が販売する、卓袱料理から生まれたアレンジ商品

　32店（うち食品は21店）が登場する同展。会場には、佐世保バーガーや長崎カステラなど定番の味が集結するほか、イートインでは長崎ちゃんぽんや佐世保ご当地グルメのレモンステーキを提供。長崎伝統の卓袱（しっぽく）料理をアレンジした商品、現地に行かないと食べられない雲仙の隠れた味も登場。地元名産品を日替わりで販売する「日替わりサービス」も行う。

　注目は、関東エリア初登場となる、雲仙温泉・雲仙地獄にある老舗旅館｢雲仙宮崎旅館｣が販売する「雲仙いなり」（5種類×1個、計5個入り＝1,100円）。同品は予約販売のみで、通常は旅館の宿泊客を中心に提供している。地元産のコメ、こだわりの具材を使い、伝統のだしをたっぷり含みもっちりとした食感の「南関揚げ」で丁寧に包む。味わいは「プレーン」「雲仙こぶ高菜」「自家製昆布佃煮」「長崎和牛の甘辛煮」「雲仙産きゅうりのわさび漬け」の5種類。

　食べやすいよう牛肉を薄切りにし、しょうゆベースのレモンソースで焼き上げ提供したのが始まりといわれる佐世保のご当地グルメ｢レモンステーキ｣を提供するのは、イートインでは小田急初登場となる「レストラン蜂の家」。目の前で焼き上げる、熱々の「レモンステーキセット」（1人前1,300円）を提供する。イートインには、同展ではおなじみの「長崎中華街 蘇州林」が提供する地元素材を使った人気メニュー「ちゃんぽん」（896円）も登場。

　伝統の卓袱料理のアレンジメニューでは、エビのすり身などをパンで挟んで揚げた「ハトシ」を、「まるなか本舗」が食べやすいロール状に仕立てた「ハトシロール」（1本324円）を販売。「岩崎本舗」は豚の角煮「東坡肉（トンポーロー）」を手軽に楽しめるよう、フワッとした生地に挟んだ「長崎角煮まんじゅう」（1個398円）を販売する。

　会期は今月23日（火）まで（最終日は17時閉場）。

小田急百貨店新宿店