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同展のために初めて作られた「五郎島金時芋羊羹」を添えた、銀座三越限定「葛きり 黒みつセット」（つぼみ）

　銀座三越は4月22日（水）より、「金沢・能登・加賀展」を8階催物会場で初めて開催する。

【画像】「金澤玉寿司」がイートインで提供する銀座三越限定メニュー

　「もっと、ちかづく、すきになる。」をテーマに、「最旬」の石川グルメを紹介する同展。今月開店85周年を迎えることから、東京初出店のスイーツや銀座三越限定商品など、85周年を記念した企画を打ち出す。出店数は42店舗（うち食品は21店舗）。同展と連動し、地下2階｢ギンザデリカパーク｣では石川県に焦点を当て、海の幸や能登牛を使った弁当を展開するほか、9階｢銀座テラス／テラスルーム｣では金沢の魅力を体感できるイベント「〜魅力体感 KANAZAWA〜」を展開し、食と工芸の巨匠によるトークセッションや和菓子作りを体験できるワークショップなどを繰り広げる。

　金沢の料亭「杉の井」が手掛ける人気の和スイーツ店「つぼみ」が東京初出店。国産の本葛（ほんくず）を使った、プルプルとした食感と透き通るような仕上がりの看板商品「葛きり」と、今回初めて五郎島金時芋で作った「芋羊羹」を添えた銀座三越限定「葛きり 黒みつセット」と、自家製の柔らかな寒天と「五郎島金時芋羊羹」が入った銀座三越限定「クリームあんみつセット」（各加賀棒茶付き、1,080円）を提供する。

　イートインには、金沢・片町に本店を構える、地魚を中心とした新鮮な素材のすしや一品料理で人気を集める「金澤玉寿司」も登場。「花」をテーマにかわいらしく仕上げた銀座三越限定「金澤海鮮ちらし」（みそ汁付き、2,700円）や、新鮮な素材を握りに仕立てた「加賀にぎり」（みそ汁付き、9貫＝2,160円）を提供する。テークアウト商品として、日本海で捕れたズワイガニのちらしずしと白エビの押しずしを盛り込んだ「日本海盛」（1,566円）を販売。

　スイーツでは、石川県出身の人気パティシエ辻口博啓さんが手掛けるのパティスリー「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」が登場。石川県産の蜂蜜と能登産卵を使い、金箔（きんぱく）を仕上げに施した「金のバウム」（直径約14.5センチ＝2,430円、各日限定20点）を販売する。「兼六園の雪吊（づ）り」をイメージし、フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントに地元産素材を使い、縄に積もった雪に見立てたシュガーの中にほのかに香る梅の味が特徴の焼き菓子に金箔を施した「YUKIZURI金箔」（10本入り＝1,512円、各日限定20点）も販売する。

　料亭や茶席など注文販売のみで、作り置きや店頭販売をしないため通常では手に入れることができない上生菓子を扱う「吉（「吉」は土に口）はし菓子所」も取り寄せる。厳選素材を使って「季節の、自然の美しさ」を表現したという、なかなか出会う機会のない｢季節の上生菓子｣（全3種、各335円、各日各限定50点）を販売。

　そのほか、｢潮屋｣のマダイの昆布締めや、「金沢豆腐」の治部煮入りがんも、「加賀麩 不室屋」の初夏限定商品、「中田屋」のきんつば、「加賀志きし 加藤晧陽堂」のうちわ形煎餅なども登場する。

　会期は今月28日（火）まで（最終日は17時閉場）。

「吉（「吉」は土に口）はし菓子所」の季節限定上生菓子（関連画像）銀座三越