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1パック2切れ入りの「おやつカステラ」は専用メッセージカードもあり（文明堂東京）

　京王百貨店新宿店の中地階「文明堂東京」で、3月4日（水）より新発売された「おやつカステラ」が現在人気を集め、好調な売れ行きを見せている。

　同品は、同ブランドの代表商品「ハニーカステラ」を2切れ入りでパッケージ化した新商品。蜂蜜の上品な香りと甘み、卵黄のコクのある味わいは「伝統の味」そのままに、手軽な「食べきり」に仕立てたもの。贈答品の「もらって食べるカステラ」から、自分用やプチプレゼントに利用しやすい「自分で買って食べたくなるカステラ」への需要拡大を見込み開発した。3時のおやつやデザート、朝ご飯代わりにもおすすめだという。

　商品名は、TVCMでなじみ深い、クマのキャラクターが登場する「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」のフレーズから採用。パッケージには、多くのユーザーが「クマ」だと思わず、中には「ネコ」と勘違いしていたということから、「クマ」として愛着を持ってもらえるよう新たにデザインを施したという。

　価格は、1個（2切れ入り）270円。詰め合わせ商品として、2個入り＝540円、4個入り＝1,188円、8個入り＝2,322円、9個入り＝2,430円も展開。同品専用のメッセージカード4種類（ありがとう、おせわになりました、おめでとう、無地）も用意し、無料で提供する。

　発売開始から10日がたった現在、売れ行きは順調。「特別なPRをしていないが、店頭で目にされ、思わず購入されるというお客さまも結構いるのではないか。1日当たりの販売数も100個程あり、早くもヒットの兆しを見せている」（同店広報）という。

　購入客は30〜40代の女性が多く、「食べきれる量のほかにパッケージがかわいらしく、目を引くデザインも好調な理由の一つのようだ」と京王百貨店広報担当の安藤千恵さん。同店の主要顧客層となる60〜70代の女性客は、「お孫さんへの手土産として購入しているようだ」とも。

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