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「桐乃坂中央軒」百貨店1号店、大阪高島屋和菓子売り場にオープン
(2015年03月04日)
大阪高島屋の地下1階和菓子売り場に3月1日(日)、米菓ブランド「桐乃坂中央軒」の百貨店常設1号店がオープンした。出店場所は老舗「両口屋是清」「播彦」と並ぶ一角。
【画像】大阪高島屋出店に際し誕生した玄米×素材の米菓子
同ブランドは、東京・板橋に本社を構える1923(大正12)年創業の米菓メーカー、中央軒煎餅が展開する新しいおかきブランド。米菓製造の原点に立ち返り、米菓子作りの伝統を継承し、米と素材本来のおいしさにこだわり、2011年10月に誕生した。
これまでは全国の高島屋各店にある「銘菓百選」で商品を展開してきほか、中元・歳暮ギフト、さらには横浜高島屋や松屋銀座などへの期間限定出店を重ねてきたことから、大阪高島屋より出店依頼があったという。
新店の店長を務める山田宗さんは、今回の出店について、「兵庫県豊岡市出身の創業者が大阪のあられ職人を連れて上京し、あられ屋を始めたのが中央軒煎餅の始まり。原点ともいえる大阪で、原点回帰のブランド『桐乃坂中央軒』の百貨店1号店を出店の話があった時に運命的なものを感じ出店を決めた」と振り返る。
「関西初」となる同店では、化学調味料、合成着色料、保存料を一切使わず、素材選びから製法まで徹底してこだわり、米と素材本来のおいしさにこだわり作り上げたおかきを提供。もち米は宮城の契約農家で栽培した「みやこがねもち」のみを使うほか、駿河湾の桜エビ、丹波の黒豆、「アーモンドの女王」とも呼ばれるマルコナ種アーモンドなど厳選し、おかきに適した原材料を使う。
展開する商品は4品。「米の幸」は、米菓の命である「米としょうゆ」にこだわったブランドの「原点」というべき代表米菓商品。濃厚な米の香りと味、ザクッザクッと粗いが軽い食感が特徴で、まろやかな「しょうゆ」、しょうゆと青混ぜのりの「のりふり」、大粒の丹波黒豆が濃厚な「くろまめ」と3種類を展開する。価格は各1枚162円。
「和の色」は、もち米の生地の中に素材の風味を閉じ込めた米菓子で、日本に古くから伝わる4色(赤、黒、白、青)をそれぞれにちなんだ素材で表現した。駿河湾産桜エビに伊豆大島の焼き塩で味付けした「赤 桜えび」(648円)、濃厚な味わいの丹波黒豆に優しい甘みの沖縄県産黒糖を合わせた「黒 黒糖黒豆」(540円)、もち米にパルミジャーノ・レジャーノチーズを合わせた「白 パルミジャーノ・レジャーノチーズ」(648円)、三石昆布のうまみが広がる「青 三石昆布」(540円)の4種類を展開する。
「結の音」は、薄く焼いたおかきを副素材で包んだ米菓子。甘めのしょうゆで味付けし、細かく砕いたスペイン産マルコナアーモンドをまぶした「アーモンド」(7枚入り)と、磯の香りが楽しめるのり巻「海苔」(8枚入り)。計15枚入り540円。
「玄米ちっぷす」は、「より親しみやすく身近に感じてほしい」と大阪高島屋出店に際し誕生した新商品で、江戸時代より庶民に愛されてきた「素朴」な味わいの揚げた米菓子。玄米を使い、うま味と香りを引き出して口当たりの軽いチップスに仕上げたもので、玄米に桜エビを合わせた「玄米ちっぷす 桜えび」と、国産大豆を合わせた「玄米ちっぷす 大豆」の2種類を展開する。各1袋540円。
店頭ではオープンを記念し、人気商品6種類を詰め合わせた「お試しセット」(1,080円、限定400点)を販売する。
薄いおかきを2種類の素材でそれぞれ包んだ商品(関連画像)横浜高島屋に米菓ブランド「桐乃坂中央軒」−百貨店初、期間限定出店(関連記事)大阪高島屋中央軒煎餅〜桐乃坂中央軒
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