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酒米別の日本酒と「KIKIZAKEバー」で使えるチケットを詰め合わせた「日本酒の酒米の違いを楽しむ福袋」

　松屋銀座は来年の初売り1月2日（金）より、新春恒例の福袋を販売する。

【画像】老舗和菓子店の「利き餡」が楽しめる福袋

　松屋は創業145周年を迎えたことから145点の商品を詰め込んだ福袋や、インバウンド対策として日本製にこだわった福袋を用意するほか、社会情勢や時事ネタ、流行語など話題のキーワードを盛り込んだ福袋など、今年より点数を増やし、全館挙げて約3万5000点の福袋を用意する。

　食品福袋は約132種類、約1万2000点を展開。握りずし145貫入り、銘柄豚1.5キロ、銘柄牛3キロ、焼酎24本入りなど、質・量共にインパクトがありながらも家族や友人などと一緒に楽しめることを見越した福袋が主流を占める。中心価格帯は3,000円〜5,000円。食品福袋の単価も約3％アップしていることから、売り上げは前年比106％を目指す。

　食品福袋での注目は、インバウンド対策として地下1階和洋酒売り場から登場する、朝の連続ドラマでもクローズアップされているウイスキーに焦点を当てた、竹鶴政孝に由来するウイスキーの限定セット「ニッカウヰスキー特撰セット」（64万8,000円、限定1点）。15年から40年までの熟成の違いを楽しめるボトルセットで、ニッカウヰスキー80周年記念ボトル「THE NIKKA 40年」や入手困難な25年の長期熟成モルト「竹鶴25年」、「THE NIKKA 12年」「竹鶴21年」「竹鶴17年」「余市20年」「余市15年」の7本をセットにした。

　そのほか和洋酒売り場の注目福袋は、全国より酒米別に厳選した日本酒を詰め合わせた「日本酒の酒米の違いを楽しむ福袋」（1万800円、限定30点）。酒米「弓弦葉」を使った奈良「はなともえ 純米 弓弦葉」をはじめ、福島県独自の酒米「夢の香」と「うつくしま夢酵母」を使った「純米吟醸 銀牡丹」、鳥取県内のみで栽培される酒米「強力」を使った「いなば鶴　ろくまる特別純米」など6本セット。さらに「KIKIZAKEバー」でおすすめの4杯と「スタートメニュー」が2回楽しめるチケット入り（使用期限あり）。

　同階洋菓子売り場では人気店の看板スイーツを詰め合わせた福袋が好評だが、和菓子売り場の注目福袋として、「利き酒」ならぬ「利き餡（あん）」ができるという、餡尽くしのマニアックな福袋「老舗のあんこ競演福袋」（1,200円、限定50点）が登場する。「清月堂本店」「塩瀬総本家」「茂助だんご」「玉英堂」「萬年堂本店」「空也 空いろ」6店舗の「和菓子の命」ともいえる餡と、餡をのせて食べるための麩（ふ）焼き煎餅（18枚）をセットにした内容。

　「東西銘店ご飯対決」（各5,400円、各限定20点）も注目の福袋。5つ星お米マイスターの澁谷梨絵さんが東西からセレクトした米と、それに合う「ご飯のお供・だし茶漬けセット」として、東の「新潟加島屋」、西の「京都だし工房宗達」の各商品を、それぞれセットにした内容だ。「東：新潟加島屋×新潟こしひかり」はさけ茶漬など「ご飯のお供」商品と、新潟県産の特別栽培こしひかり（2キロ×2）のセットを、「西：京都だし工房宗達×京都こしひかり」は、本格だし昆布茶漬けとして、一番だしパックの「行平『京』」（10袋）と昆布のつくだ煮「黒松」3種（各1袋）、京都府産の特別栽培こしひかり（2キロ×2）のセットを、それぞれ販売する。

　地下2階グロッサリー売り場の注目福袋は、全国各地から厳選した「『ご飯のお供』15種福袋」（5,400円、限定20点）。牛しぐれをはじめ、信州和牛みそ、かにそぼろ、のどぐろ生姜入りしぐれ煮、一本釣り姫かつお角煮、めんたいこ納豆ふりかけなど白いご飯に合う定番人気商品から隠れた一品、変わり種まで15種類を詰め合わせる。

　初売り2日（木）の開店時間は9時30分。

東西それぞれの、名店の味とご当地米を詰め合わせた福袋2種類（関連画像）松屋銀座