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西武食品館地下1階「スイーツ＆ギフト ギフトサロン」に設置された2015年のバレンタインチョコレートのコーナー

　クリスマス商戦が本格的な盛り上がりを見せる中、12月8日（月）、西武池袋本店はショッピングサイト「e.デパート」で早くもバレンタイン商戦を始めた。

【画像】ネット予約開始にちなんだイベント「キックオフ朝礼」

　昨年よりも8日早いスタートとなった今季のネット予約。現在は「カカオ サンパカ」「アンリ・ルルー」「カファレル」「コンパーテス ショコラティエ」など13ブランド34点を展開するが、ブランド数や点数を順次拡大し、最大期には前年よりも15ブランド多い約110ブランドを取り扱う。本館7階で行うバレンタイン催事「チョコレートパラダイス 2015」は来年1月24日（土）〜2月15日（日）、過去最高となる23日間開催し、約120ブランドが出店する。

　西武食品館地下1階ではネット予約開始にちなんだイベント「キックオフ朝礼」が行われ、「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」ショコラティエの土屋公二シェフをゲストに、同店のスイーツアテンダントをはじめ、菓子担当者、ネット担当者らが参加。その後、店頭でネットでの受注開始を知らせるチラシを配布し、来店客に試食などでバレンタイン商品を紹介するなどして、バレンタイン商戦開始をアピールした。

　土屋シェフは、西武池袋本店限定商品として「2人で同じ味を楽しめる」がコンセプトの「友チョコ」「本命チョコ」におすすめだという「2つで1つ」の2箱1セットのチョコレートを販売する。

　ネットでの会期前倒しについて、西武池袋本店広報担当の大槻美紗さんは「バレンタイン自体、その目的が多様化している昨今、池袋本店のお客さまも早い時期からバレンタインの傾向を知りたいというニーズがある。ネットや雑誌などでのチェック、ほかの百貨店やブランドとの比較・検討など。事前の味見としてチョコを購入し、その結果をSNSで拡散するなどチョコレートに関する情報入手・探究に力を入れている人は多い。そうしたニーズに応えるべく、商品を選べる機会を拡大するため会期を前倒しした」といい、「過去3年間を振り返ってもネットの動向は年々需要が上がっている」と話す。

　今季は売れ筋ブランドの商品を拡充するほか、ネットで予約した商品を店頭で受け取れるようにするなどサービス面も拡充しバレンタイン商戦を盛り上げる。ネットでの売上げ目標は前年比150％、全体では前年比110％を目指す。

ショッピングサイト「e.デパート」上の「2015 お早めバレンタイン」（関連画像）e.デパート〜2015 お早めバレンタイン西武池袋本店