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グマイナー日本橋高島屋店 店頭

　日本橋高島屋の地下1階に11月5日（水）、ドイツ・シュヴァルツヴァルトの老舗コンディトライ「Gmeiner（グマイナー）」がオープンした。

【画像】グマイナー日本橋高島屋店 店頭、「ヨーロピアンコレクション」コーナー

　1898年創業で、ドイツ南西部バーデン・ヴュルテンベルグ州に5店舗を構えるコンディトライ。ルレ・デセールの会員で、4代目オーナーのフォルカー・グマイナーさんが提供するのは、ドイツの伝統菓子に加え、ヨーロッパ各地で修業を重ねた経験を生かし、各地の要素を取り入れたモダンな「家族の誰もが食べられるヨーロッパの伝統的なお菓子」。

　日本では、高島屋の今年のバレンタイン商戦「アムール・デュ・ショコラ」に初上陸し好評を得たという。初となる常設店では、「ドイツで4世代にわたって親しまれてきた味わいはそのままに、日本のマーケットに合わせ、サイズや形状をアレンジ」（グマイナーさん）したクラシカルでかわいい菓子を展開する。日本橋高島屋和洋菓子担当シニアマネジャーの三志奈徳子さんは「伝統を守りつつもドイツだけではなく、国境を越えて、各国の要素を融合させたオリジナリティーあふれる菓子作りが特徴なので、今後は日本のテイストを取り入れた菓子も展開していく」とも。

　出店場所は、旧「ペルティエ」ショップの後（ペルティエは移転）。売り場面積は15平方メートル。

　商品ラインアップは、イチゴを使ったバタークリームのホールケーキなど、約10センチの「ミニチュアデコレーション」5種類（864円〜）をはじめ、マロンやドライフルーツなどを使った長さ約16センチの細長い「ユーロケーク」6種類（1,080円〜）、スイス風にアレンジしたメレンゲ菓子アマレッティやチョウチョ、花などをモチーフにしたスクエアタイプのプティフールなど「ヨーロピアンコレクション」6種類、しっかりとした食感の南ドイツらしい「バウムクーヘン」（1,080円〜）や、バウムクーヘン生地を板状に焼き上げマジパンをサンドしたうえでチョコレートコーティングした「バウムシュピッツ」など。

　ほかにも、ドイツから直輸入する、6カ月間キルシュヴァッサーに漬け込んだチェリーを使った「チェリーボンボン」や、ピスタチオやキャラメリゼしたウォルナッツなどをちりばめた「タブレットチョコレート」約7種類のほか、プレッツェル型やハート型などの焼き菓子を詰め合わせた「テーゲベック」（12個入り＝1,080円、20個入り＝1,620円）なども販売する。

　「フェミニンに仕上げた」というパッケージや紙袋は本国と同じデザインモチーフを使用。女性客に好まれる印象で｢自家用、ギフト・手土産用へと需要が増えるのでは｣と三志奈さん。

　今年のクリスマス商戦では11月下旬より、ドライフルーツやナッツを入れて焼き上げたドイツ伝統の発酵菓子「シュトーレン」（3,240円）を発売する予定。

「ミニチュアデコレーション」などの生菓子コーナー（関連画像）｢チェリーボンボン｣「タブレットチョコレート」を紹介するチョコレートコーナー（関連画像）日本橋高島屋