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ダークブラウンを基調としたシックで落ち着いた印象の「ノイエス」恵比寿三越店の店頭

　恵比寿三越の地下2階食品売り場に11月2日（日）、ウィーン菓子専門店「Neues（ノイエス）」がオープンした。

【画像】オーストリア伝統菓子の代表格で、同店の定番菓子

　ウィーンで修業を積んだ菓子職人（コンディトール）の野澤孝彦さんが手掛ける同店。15年前、横浜に「コンディトライ・ノイエス」を構えた後、2011年11月赤坂のドイツ文化会館に拠点を移し、ウィーン料理や菓子、パンを販売する「ノイエス」として現在も営業を続ける。

　同店は本店に続く2店舗目で、百貨店内での本格的な常設店は今回が初めて。「オーストリア食文化を受け継ぎつつも、新しいスタイルのショップを提案していきたい」と野澤さん。

　恵比寿三越店では、赤坂の本店とは異なりイートンはなく、菓子の販売のみを行い、生菓子10〜13種類、焼き菓子 20種類を展開する。

　代表的な商品は、オーストリア伝統菓子の代表格でチョコレートの豊かな風味とアプリコットジャムの爽やかな酸味が特徴の｢ザッハトルテ｣（直径約12センチ＝2,500円、同約15センチ＝4,000円、同約18センチ＝5,400円）。

　生菓子では、野澤シェフのスペシャリテとなるレアチーズケーキ「ノイエス」（460円）や、薄く伸ばした生地で季節のフルーツやクリームを包み焼き上げた「シュトゥルーデル」（480円）、卵白と卵黄の2つのメレンゲ生地を交互に絞った生地でコーヒークリームをサンドした｢カーディナルシュニッテン｣（480円）などを販売する。

　同店の看板商品で特注オーブンを使って一層一層手焼きにこだわった｢バウムクーヘン｣（直径約6×高さ約12センチ＝1,300円）も販売。隠し味にラム酒を効かせ、「バナナのようなほっこりとした香り」が特徴という。

　11月中旬には、クリスマス伝統菓子でマジパンを生地に練り込んだ「シュトーレン」を販売をする。価格は、Lサイズ（長さ約22センチ）＝3,200円、Mサイズ（長さ約18センチ）＝2,200円、Sサイズ（長さ約7せんちのミニサイズ）＝350円。ケシの実を練りこんだ「モーンシュトーレン」（L＝3,500円、M＝2,500円）も販売する。

一層ずつ手焼きで仕上げる「ノイエス」の人気商品（関連画像）恵比寿三越ノイエス