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東武限定カップスイーツ（手前左から時計回り：ほろにが抹茶ムース、ぽんとおもっちーず、いちごのジュレプリン、北海道プリン、ベイクドショコラ、いちごプリン）

　東武百貨店池袋本店の8階催事場で4月24日（木）、品ぞろえ、規模、売り上げ共に「百貨店一」を誇る恒例の人気物産展「初夏の大北海道展」が始まる。会期を1週目（初日〜同30日）、2週目（5月1日〜6日）に分け、約93店が出展。

【画像】活ボタンエビの新鮮さとうま味を堪能できる「肴や一蓮 蔵」の東武限定弁当

　昨年まで5月に開催していた同展だが、今年のゴールデンウイークは、「消費税増税やガソリンの値上げ、高速料金割引減少、さらには日並びの影響で連休が分断され、行楽レジャーは後半に集中しそうなどの理由から旅行を控え、都内近郊で過ごす人も多いのでは」と推測する同店。そこで今展は昨年よりも8日早い、ゴールデンウイーク初週から催事を開催し、家族連れや友人同士で楽しめるグルメを提案するという。

　会場にはカップスイーツやワンハンドグルメを多数展開し、「食べ歩きしながら旅行気分が楽しめる」演出を施す。また、5Lサイズのタラバガニの脚身をのせた弁当や、「活ボタンエビ」の海鮮弁当など、「ボリューム＆新鮮」をキーワードにした東武限定商品を多数取りそろえる。

　ワンハンドグルメでは東武限定カップケーキに注目。富良野「菓子工房フラノデリス」のふらの牛乳プリンにイチゴのジュレ、イチゴムース、生クリームを重ねた「いちごのジュレプリン」（378円、各日限定100点）をはじめ、札幌「七福」の水ようかんに抹茶ムース、ホワイトチョコムースを重ね、小豆をトッピングした「ほろにが抹茶ムース」（432円、各日限定50点）、函館「プティ・メルヴィーユ」の「メルちゃんのいちごプリン」（324円）が登場。ほかにも東武限定カップケーキとして、「ベイクドショコラ」（札幌/ミセスニューヨーク）、「ぽんとおもっちーず」（札幌/スイーツオーケストラ）、「北海道プリン」（帯広/柳月）を販売する。

　函館「キングベーク」のオリーブオイルでサクっと揚げ甘口・辛口カレーパンほか、プレミアムハンバーガーやスティックタイプのフィナンシェ、ソフトクリーム、マフィン、コロッケなどのワンハンドグルメも登場。

　「ボリューム＆鮮度」にこだわった東武限定弁当も見どころの一つ。札幌「肴や一蓮 蔵」は今回、催事のために北海道から「活ボタンエビ」を空輸し、会場の水槽で披露。百貨店では初めての試みとして、弁当の注文を受けてからボタンエビのからをむき、そのままを弁当にのせるという、鮮度抜群の「活ぼたん海老海鮮贅沢ちらし弁当」（3,888円、各日限定50点）を販売する。

　「札幌蟹工船」は、長さ10センチ以上という5Lサイズの特大タラバガニの脚の身（2本）を、タラバガニの炊き込みご飯と酢飯にのせ、イクラやウニを添えたボリュームある「特大タラバがにの豪華食べ比べ弁当」（4,968円、各日限定100点）を、札幌「東京ドームホテル札幌」は猿仏湾産ホタテや2倍サイズのジャンボホタテ、特製タレに漬け焼き上げたひも付きホタテ、スモークした貝柱など4種類を盛り合わせた「豪華猿仏産ホタテ食べ比べ弁当」（2,160円、各日限定50点）を販売。札幌中島公園「豊平館」「蟹工房」「ヤママル成澤水産」なども東武限定弁当を販売する。

　イートインでは、1週目に小樽「初代」が出展。定番のしょうゆ味をベースに、チャーシューの角切りに衣を付けて揚げた、本店でも「賄い食」でしか食べられないという幻メニュー「“特製チャーシューザンギ”のせ醤油らーめん」（1,145円、各日限定300点）を東武限定で提供する。2週目のイートインに出店する「丸喜寿司」は、海鮮たっぷりの東武限定「寿司屋のまかない丼」をテークアウトで販売。

　そのほか、函館近郊（渡島半島南東部沿岸）の限られた場所にしか生息しない多年生の褐藻「がごめ昆布」と北海道産イクラをしょうゆ漬けにした、札幌「あすなろ43箱BAY」が手掛ける「海なっとう」（120グラム＝2,160円）が登場。「温かいご飯にのせて食べるのにピッタリ」という。

　「今展も、新たな産品・グルメを追い求め、年間約60日間北海道に出掛ける催事企画担当者がえりすぐった、東武ならではの美味がそろった」という同店広報担当の村井陽一さん。「会場内に設置した休憩場所や、隣接する屋上『スカイデッキ広場』でご購入された商品を食べることもできるので、ぜひ活用していただきたい」とも。

　会期は5月6日（火・振休）まで（最終日は18時閉場）。

小樽の人気店「初代」が1週目に提供する東武限定ラーメン（関連画像）がごめ昆布とイクラをしょうゆ漬けにした新・ご飯のお供（関連画像）東武百貨店池袋本店