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郷土銘菓「草木饅頭」（総本家 黒田家）

　小田急百貨店新宿店は4月23日（水）より、福岡県の美味を集めた「福岡の物産展」を本館11階催物場で開催する。

【画像】初登場、八女市「大一食品工業」のヘルシーなご当地新名物

　博多名物からしめんたいこ（あき津゛、ふくや、福太郎）や博多もつ鍋（芳々亭）、博多の人気スイーツ「博多通りもん」（明月堂）など、定番の味から地元で人気の味まで約40店が出展する同展。今回は福岡県でも博多地区以外の美味に焦点を当て、老舗の味や新名物など、地元で人気の「知られざる味」を紹介する。

　創業100年以上の大牟田市の老舗和菓子店「総本家 黒田家」が関東初登場。初代が試行錯誤の末に作り上げ、以来地元の名産品として現在もなお愛されているという郷土銘菓「草木饅頭」（10個入り＝594円）を販売する。白餡（あん）入りの蒸しまんじゅうで、直径約4センチという一口サイズと甘さ控えめの飽きの来ない味が特徴。

　日本有数のタケノコの産地、八女市「大一食品工業」も初登場。タケノコや鶏肉、ニンジンなどを煮込んで作る郷土料理「がめ煮」をまんじゅうに仕立てた「がめ煮まん」（324円）を販売する。使用する素材は全て国産のもので、鶏肉と野菜をたっぷり使ったカロリー控えめ（1個当たり約140キロカロリー）のヘルシーなご当地新名物。

　イートインコーナーでは、福岡「拉麺一心不乱」が出展。国内産の最高級豚骨を使い、独自の製法で時間を掛けて作られた濃厚スープと中細ストレート麺、味付け卵を加えた「黒のこくとんこつスペシャル」（1,030円）を提供し、さらに濃厚豚骨スープに特製みそを加えた濃厚みそスープに特製ちぢれ麺を合わせ、たっぷりのネギを加えた「赤のネギ味噌とんこつ」（880円）は今回初めて提供する。

　北九州市の門司港が発祥といわれる、ご飯にカレーソース、チーズなどをのせてオーブンで焼き上げたご当地グルメ「焼きカレー」もイートインに登場。「門司港ホテル」の手掛けるホテルメードの「門司港焼きカレー」（ラッシー付、864円）が楽しめる。

　会期は今月29日（火・祝）まで（最終日は19時閉場）。

イートインで楽しめる門司港のご当地グルメ（関連画像）小田急百貨店新宿店