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「とらや」が端午の節句にちなんだ菓子−「五月のぼり」など4種
(2014年04月09日)
老舗和菓子店「とらや」が、端午の節句にちなんだ商品の販売を始めた。
【画像】咲き競うアヤメを4色で表現した季節の「中形羊羹」
4月7日(月)より販売したのは、男子の成長を祝って立てるのぼりを意味した「五月(さつき)のぼり」。日持ち(賞味期限は製造日から1年間)する「小形羊羹」を限定パッケージに収めたもので、こいのぼりの絵柄は「小倉羊羹 夜の梅」、かぶとの絵柄は「黒砂糖入羊羹 おもかげ」、アヤメの絵柄は「抹茶入羊羹 新緑」が、それぞれ入る。価格は1本240円。5本入り(1,300円)、10本入り(2,500円)も用意し、全国の主要百貨店を含む全80店で販売。
季節のようかんとして、「菖蒲(あやめ)あわせ」も同日より販売している。アヤメをイメージし緑、紫、白、紅(あか)で表現した「中形羊羹」で、包装紙にはアヤメを施した。価格は1本約19センチ、1,950円。賞味期限は製造日から140日。全店で取り扱う。
柏の葉は新芽が出るまで古い葉を落とさないことから、子孫繁栄につながるとされ、縁起菓子として江戸時代より親しまれている「柏餅」は同21日(月)より順次販売する。上質な小豆を使ったなめらかな口当たりの「御膳餡(こし餡)」と、京都の白みそを使ったまろやかな風味の「味噌餡」の2種類。価格は各1個280円で、消費期限は1日。生菓子を展開する限定店と一部店舗で取り扱う。
5月1日(木)からは「粽(ちまき)」を販売する。中国から伝わったちまきは、悪霊を払う意味が込められ、平安時代には宮中の端午の儀式に使われており、甘い菓子として一般に広がったのは江戸時代からだという。店頭では、小豆風味の「羊羹粽」と吉野くずを使った「水仙粽」の2種類に加え、関東地区ではコクのある味わいの「白下糖入外良粽」を、関西地区ではもっちりとした食感の「外良粽」を展開。価格は各1本380円で、3本束(1,140円)、5本束(1,900円)、10本束(3,800円)も用意する。消費期限は1日で、赤坂本店ほか、一部店舗で取り扱う。
販売期間は端午の節句当日の5月5日(月・祝)まで。店頭では予約取り置きも可能。(文中の価格は全て本体価格)
子孫繁栄につながるとされる縁起菓子「柏餅」(関連画像)悪霊を払う意味が込められた3種類の「粽(ちまき)」(関連画像)とらや
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