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イートインで味わえる、山梨「蒸し寿司」（左）と静岡「伊豆の地金目炙り丼」（右）

　松屋銀座8階イベントスクエアで1月16日（木）より、昨年世界文化遺産登録された富士山がある山梨県と静岡県のグルメを集めた「山梨・静岡物産展」が開催される。

　富士山の世界文化遺産登録記念ながら、山梨・静岡両県がタッグを組んで物産展を開くのは今回が初めて。両県の経済団体である商工会連合会が連携することで同展が実現したという。会場には、富士山の自然・文化にはぐくまれた食品や工芸品などを中心に、両県の地域産品を紹介する。

　山梨県からは「甲州ワインKOJ」のワインや「富士の地ビール」のビールをはじめ、「八ヶ岳蜂蜜」の県産蜂蜜、「ゆば工房 五大」の角ゆば、「甲州ジャム」の県産ユズを使ったジャム、「コーナーポケット」のメープルシロップ入りパン、「信玄食品」のあわび煮貝、「シフォン富士」の富士山形シフォンケーキなど30店舗が出展。

　一方、静岡県からは「うなぎの井口」のウナギの白焼きや「マルハチ金龍丸水産」の駿河湾産釜揚げしらすをはじめ、「小倉食品」の桜エビの素干し、「佐野製麺」のイカスミ入り麺を使った海鮮焼きそば、「マルマツ」の浜松ギョーザ、「いちうろこ」の黒はんぺん、「ななや」の濃厚な抹茶ジェラートなど28店舗が出展する。

　中でも注目は、両県それぞれから登場するイートインメニュー。山梨では、すし店「おかめ鮨」が登場し、甲斐サーモンを使いシメジやギンナン、カボチャなど季節野菜をトッピングした温かいちらしずし「蒸し寿司」（1,600円）を提供する。八ヶ岳南麓の「名水の里」にある「横内製麺」も登場し、特産甲州みそが香るスープに、麺、チャーシュー野菜、のりを富士山に見立てて盛り付けた「富士山盛りラーメン」（800円）を提供。静岡では伊豆の海鮮割烹「拓味亭 市山」が登場し、近海で捕れた旬のキンメダイを炙（あぶ）りトッピングした「伊豆の地金目炙り丼」（2,100円）を提供する。

　会場では「日替わりプレゼント」として、会期中毎日来場客に各県の特産品を進呈。山梨「甲州名物地粉ほうとう」「甲州南部茶ゆず煎茶」、静岡「上煎茶」「三ヶ日産 青島みかん」などを同階特設会場で、各日10時より（各100点限定、無くなり次第終了）無料で配布する。

　会期は今月20日（最終日は17時30分閉場）。

松屋銀座