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東武限定「道産活あわびと活ホタテのステーキ弁当（木古内町/ヤママル成澤水産）

　東武百貨店池袋店の8階催事場で1月16日（木）、北海道の冬の味覚を集めた恒例の「食の大北海道展」が始まった。会期を1週目（初日〜同22日）と2週目（同23日〜28日）に分け、約80店が出展する。

【画像】中からとろりとチーズがあふれる「フラノデリス」の東武限定スイーツ

　2003年より年3回（1月、5月、9月）、それぞれ13日間実施する同店の名物催事。昨年は景気回復の兆しから豪華な弁当やスイーツが人気となり、4年ぶりに年間の売り上げが合わせて15億円を超えたという。

　中でも毎回好評を呼ぶのが、年間約60日間北海道内を巡る催事企画担当の堀越昇さんが探し当てた「A級食材」を使い、地元の生産者らと作り上げる「東武限定品」。今回は「豪華・ぜいたく弁当」「ふわとろ・ホクホク、あったかグルメ」「ワンハンド食べ歩きグルメ」をキーワードに、「今だけ、ここだけ」の東武限定品を多数取りそろえる。

　魚介類を使った実演販売の東武限定弁当では、札幌「鮨処 竜敏」の、浜中産ウニを「活」「昆布漬け」「しょうゆ漬け」の3つで仕上げたうに尽くし弁当「贅沢うにの味くらべ」（うにソース付き、8,400円、各日限定50点）が1週目に登場。

　木古内町「ヤママル成澤水産」の、注文を受けてからアワビを焼き上げる「道産活あわびと活ホタテのステーキ弁当」（5,250円、各日限定50点）や、札幌「肴や一連　蔵」の甘くて新鮮な特大ボタンエビ2尾を使った「特大ぼたん海老海鮮弁当」（3,675円、各日限定100点）が会期中、登場する。

　肉類を使った実演販売の東武限定弁当では、「札幌中島公園 豊平館」の、昨年12月に開かれた「第29回十勝和牛枝肉共励会」で最優秀賞を受賞した十勝和牛を使った「チャンピオン牛の王様ステーキ弁当」（1万2,600円、限定50点）や、帯広「掛村」の手間暇掛けて育てた「十勝放牧豚食べ比べ弁当」（2,625円、各日限定30点）が登場。

　「ふわとろ・ホクホク、あったかグルメ」ではスイーツを中心に展開する。富良野市「菓子工房 フラノデリス」はふわふわスフレと濃厚チーズの2層仕立て「ふらの牛乳と道産チーズの焼き立てスフレ」（1ホール1,050円）を、札幌「ミセス・ニューヨーク」はなめらかなダークミルクチョコの「ショコラポットパイ」（420円）を、札幌「七福」は十勝産小豆と生クリームを組み合わせた「十勝小豆とじゃが白玉のぜんざい」（生クリーム添え、315円）を、それぞれ実演販売。

　会場内を食べながら散策できる「ワンハンド食べ歩きグルメ」では、札幌「どさんこセレクト」は甘エビのうま味を引き立てるチーズ入りソースがポイントの「海鮮えびまんじゅう」（381円）を販売するほか、函館「プティ・メルヴィーユ」の七飯町特産のリンゴ「ほおずり」をパイ生地で包んだ「アップルパイ」（351円）と、富良野市「富良野牧場」の自家製パンに通常の約1.5倍のフランクフルトを挟んだ「FB チーズ ドッグ」（630円、各日限定200点）を実演販売する。

　人気の高いラーメンイートインには、1週目に北見市「麺屋 はる吉」が初登場。北見市特産の玉ねぎを「揚げ」「炒め」の2種類でトッピングした東武限定「北見産玉ねぎ味噌ラーメン」（945円、各日限定200点）と、「辛味噌ホルモンらーめん」（1,050円）を提供する。2週目には函館「函館麺厨房　あじさい」が登場。

　すしイートインには、1週目に稚内市「すし処 美奈味」が登場し、天然もずくの軍艦や船内活（い）き〆の秋ザケなど最北の海の幸が楽しめる東武限定「わっかない握り」（みそ汁付き、3,780円）や、海の幸を盛り込んだ「冬のてっぺん生ちらし」（3,675円）を提供。2週目には網走「龍寿し」が登場する。

　会期は今月28日（火）まで（最終日は18時閉場）。

粗びきフランクがポイントの「富良野牧場」が実演販売する東武限定品（関連画像）東武百貨店池袋店