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（手前から）ケーキちらし（紅はし）、おすすめプレート（レプレ）、クジョルパン（沈菜館）

　日本橋三越本店の本館地下1階食品売り場で1月8日（水）より、「花の内フェア〜おんな正月〜」が初めて開催された。

【画像】「ラデュレ」が販売するローズとフランボワーズのケーキ

　「花の内」とは、「小正月」にあたる15日から末日までを呼ぶ。東北地方では、元日から7日までが「大正月」「男正月」と呼ばれるのに対し、小正月は「女正月（めしょうがつ）」または木の枝に餅や団子を刺して豊作祈願することから「花正月」とも呼ばれ、稲の予祝を行うので稲の花にかけて「花の内」という説があるという。忙しい年賀行事が一段落するこの時期、年末年始と忙しく立ち働いた女性をねぎらう風習に倣い、女性だけの集いを開いてこだわりグルメで新年を祝う、または未知のモノやことにチャレンジするなど「新年の集いを新しいカタチで楽しむ」を提案する。

　売り場には「花」をモチーフに、女性を意識した見た目にも華やかで彩り鮮やかな総菜やスイーツなどが並ぶ。

　総菜では、「紅はし」がサーモンやイクラ、エビなどの海鮮使い、シャリをだて巻きで巻いたケーキを連想させるちらしずし「ケーキちらし」（直径13.5×高さ9センチ＝1,890円、各日12時より）をはじめ、「壺屋」は太巻きの回りにミニ稲荷や錦糸たまごなどを並べた「華いなり詰め合わせ」（735円）を、「メルヘン」は一口サイズのロールサンドを花に見立て盛り合わせた「フラワーパック」（630円）を、「沈菜館」は韓国の祝い事に欠かせない料理をアレンジし8種類の食材を薄焼きの皮に包んで食べる「クジョルパン」（1,050円）をそれぞれ販売する。

　スイーツでは、「ラデュレ」がローズとフランボワーズを使った「サントノレ ローズ フランボワーズ」（880円）を販売するほか、「彩果の宝石」が6種類のフルーツを使いかわいい花の形のゼリーに仕立てた「花ゼリー」（20個入り＝2,100円）を、「アンプレスィオン」がローズとライチを使い、マカロンも入ったタルト「木苺とライチのタルト ローズ風味」（525円、同15日〜21日）を販売。

　ほかにも、「一宮酒蔵」は米だけで作った清酒に島根県のバラ「さ姫」の花弁を漬け込んだ、濃厚な味と香り、すっきりと飲みやすい日本酒リキュール「薔薇姫」（375ミリリットル＝1,751円）なども販売する。

　開催期間は今月28日（火）まで。

日本橋三越本店