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「銀座レカン」高良シェフが手がける、3,150円のコース料理イメージ

　松屋銀座の8階イベントスクエアで10月31日（木）、恒例の人気物産展「GINZAの北海道展」が開催された。

【画像】初登場「海のや」が実演販売する、積丹半島名産のウニを盛り込んだ松屋限定弁当

　毎回独自の取り組みで北海道のグルメを展開する同展。10回目となる今回は「銀座から北海道を盛り上げる」とし、銀座の高級フランス料理店とのコラボ企画をはじめ、旬の山海の幸やスイーツ、ワインなど初登場の味、松屋限定品などを取りそろえる。出展店舗数は55店。

　目玉企画は、銀座の高級フランス料理店が手掛ける、北海道のエゾシカ肉を使った同展限定のジビエ料理。生息数が増えすぎて食害などの被害を引き起こしているエゾシカだが、肉は高タンパク・低カロリーで、鉄分が多くクセも無く、特にこれからの時期は冬に向け「最高品質」だという。

　会場では、併設されたイートインスペース（40席）で、高良康之シェフ（銀座レカン）をはじめ、伊藤正顕シェフ（マキシム・ド・パリ）、中山智喜シェフ（ペリニィヨン）、古賀純二シェフ（シェ・イノ）、皆良田光輝シェフ（レストランKAIRADA）、青木健晃シェフ（ル・ボーズ）の6人が日替わりで、ジビエ料理を組み込んだ本格的なコース料理を提供する。コースはA（3,150円）とコースB（5,250円）の2種類を用意。

　毎回好評の、北海道ならではの海鮮や肉・野菜を盛り込んだ松屋限定弁当は今回、よりボリュームをアップし全て実演・数量限定で登場する。初登場となる積丹半島・神威岬の民宿「海のや」の名産のウニ、イクラ、丸ごとのアワビ、エビなどを盛り込んだ「積丹産うにの炊き込み弁当『慶』」（2,625円、各日50個限定）や、同じく初登場の弟子屈「くまうし」の阿寒ポークを甘辛に味付けしご飯にのせた「松屋オリジナル豚丼弁当」（1,575円）など。

　スイーツでは、札幌「レ・リシェス」が初登場。「北海道産にこだわったエッグタルト」（315円）や「栗とプラムのファー・ブルトン」（1,260円）の松屋限定商品を販売する。

　会場には、道産ワインと共に道産チーズやハムを楽しめるスタンディングタイプのワインバーもお目見え。洞爺湖「月浦ワイン」など8社の「グラスワイン」と、新得「共働学舎新得農場」など十勝の6つのチーズ工房製品の「おつまみプレート」を各525円からで楽しめる。時間は初日、11月1日は17時から、11月2日〜4日は15時から。

　銀座の百貨店の中で唯一「北海道物産展」を開催している松屋銀座。同社物産催事バイヤー、奥本亮太さんは「タイトルである『GINZAの北海道展』をまさに体現するために、今回は北海道展に『銀座』を取り入れた。エゾシカに焦点を当て、おいしい食べ方としてジビエ料理を提案。さらに、『銀座のシェフ』とタイアップすることにより、銀座から北海道を盛り上げていき、銀座エリアを盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。

　会期は11月5日（火）まで（最終日は17時30分閉場）。

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