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イートインで味わえる「まぐろづくしと江戸前寿司」（銀座 久兵衛）

　京王百貨店新宿店の7階大催場で10月3日（木）より、日本の食文化の一つ「すし」と全国各地の名産品を一堂に集めた秋の恒例催事「東西有名寿司と全国うまいもの大会」が開催される。

【画像】福岡「竜宮城」が実演販売する、花のようなデコレーションの創作寿司

　26回目を迎える会場には、握りずしやちらしずし、押しずしなどの老舗や名店と呼ばれるすし店17店に加え、海の幸や山の幸、スイーツなど各地のうまいもの64店の計81店が出展。今回はアベノミクスなどの好況感から、少々値段が張っても「こだわりがあるおいしいものを食べたい」というニーズに応え、イートインやすし、弁当などを充実させる。

　「すし」の見どころは、イートインで味わえる東京・山形・広島・愛媛の海鮮メニュー。東京は江戸前すしの老舗「銀座 久兵衛」が出展。マグロの大トロや中トロ、赤身、鉄火巻きにウニ、穴子、煮ハマグリなどの「まぐろづくしと江戸前寿司」（6,825円）を提供するほか、3,675円、5,250円の握りずしも用意する。テークアウト商品では、銀座本店でも手土産として利用される「太巻き」（2,625円）や「穴子棒寿司」（1,890円）を販売。

　山形からは魚屋や日本料理店を営む網元「天旬」が関東初登場。山形県産「つや姫」のシャリに、庄内浜で捕れたアマエビをのせた「とろ甘海老押し寿司」（1,470円）を提供する。テークアウト商品では、天然黒アワビを使った「庄内浜網元弁当」（2,310円）を販売するほか、天然の地魚を山形県産のみそやしょうゆ、塩などで漬け込んだ水産加工品も販売。

　広島の穴子専門店「あなご処さくら庵 城山」は「特選あなご重」（2,100円）や、宮島名物のカキと穴子を盛り付けた「宮島丼」（1,580円）を提供し、愛媛「ふるさと割烹 丸水」は「宇和島鯛めしセット」（1,650円）を提供する。

　そのほか、「白身の王様」と呼ばれるノドグロを使った同店限定太巻きのほか、ズワイガニを使った太巻きをはじめ、新鮮なネタ10種類を華やかにデコレーションした同店限定「寿司デコケーキ」、「日本料理 一凜」橋本幹造さん監修の同店限定ちらしずし、「賛否両論」笠原将弘さん監修の弁当などの実演販売も行う。

　宮城から初登場する「牛たん炭焼 利久」の弁当や、京都のその場でつきたての金ゴマなどを取りそろえる「うまいもの」では今回、初登場スイーツに注目。

　長野から初登場の「プリン専門店 春夏秋冬」は、キャラメルソースがアクセントの「プレーン」と、砕いたマロングラッセがアクセントの「栗」の2種類のプリン大福「天使のプリン福」（各3個入り＝1,050円、各日限定30点）と、松本城などの土蔵「なまこ壁」を表現した黒ゴマプリン入りロールケーキ「信州まつもと城下町スイーツ 蔵ロール」（長さ約22センチ＝1,365円、各日限定20点）を販売する。静岡「和洋スウィーツカフェ 扇屋製菓」のメロン餡を挟んだもなかや、岡山「IWAHANA」の栗、紫芋、カボチャの焼きモンブランも初登場。

　会期は同9日（水）まで（最終日は15時閉場）。

長野「プリン専門店 春夏秋冬」が限定販売するご当地スイーツ（関連画像）京王百貨店新宿店